金子です。
今朝、
クライアントのXさんと
mtgしてたときに、
「Googleはなぜ
ここまで大きな会社に
なれたのか?」
という話になりました。
なぜだとおもいますか?
その理由は、
すごくシンプルなんです。
一言でいえば、
世界中のひとに
恩恵をもたらしている
から。
具体的には、
「Google」という
検索エンジンによって
「すっごく便利!」
「しかも無料で!」
といった「利益」や「満足」を
もたらしていますよね。
つまり、
世界全体に、
大きな「価値」を
与えている
ということです。
大きな「価値」が
大きな「収益」を生む
これは単純だけど、
ビジネスするうえで
とっても大事な原理原則ですね。
では、
世界中のひとのニーズを
満たすということを
なぜ、
他の会社はできていないのか?
なぜ、Googleには
それが「可能」だったのか?
他の会社と
Googleとの違いはなんなのか?
これもとてもシンプルです。
それは、
目指している未来の
「次元」が違うんですね。
Googleの使命は、
公式ページにも書かれているように、
「世界中の情報を整理し、
世界中の人々がアクセスして
使えるようにする」
ということです。
そのために、
Googleという
検索エンジンをつくったし、
そのために、
AIの会社を買収して
莫大な投資をしていますし、
そのために、
無人自動車の開発や
宇宙開発事業に力を入れているんですね。
すべてが、
「世界中の情報を整理し尽くす」
という目的のためなんです。
これだけ大きなミッションを
掲げているからこそ、
大きな価値を生み出しているんですね。
そして、その結果、
902億ドル(9.9兆円)もの売上が
上がっているということです。
大きな「価値」が
大きな「収益」を生む
まさしく、
これを実現しているのが
Googleという会社なんですね。
そして、
この原理原則は、
僕たちのような
小さいビジネスについても
同じように当てはまります。
つまり、
お金を稼ぎたいのであれば、
先に相手に「価値」を与えましょう。
ということですね。
「金子さん、
そんなの当たり前じゃないですか?」
「そんなこともう知ってます。」
「だから、なんなの?」
そう思う方も多いと思います。
そうなんです。
当たり前の話をしています。
でも、
もしあなたが十分に
稼げていないのであれば、
その原因は単純明快。
あなたの「価値」が
十分に相手に伝わっていない
ということです。
つまり、
相手に与えられていない。
だからお金も返って来ない。
ということ。
もし、あなたが、
今以上に稼げるように
なりたいのであれば、
嫌かもしれませんが、
まずはこの現実を真摯に
受け止めないといけません。
要は、
「価値」を
与えられていない
という現実を、です。
この真実から目を背けたら、
自分の価値を見つけて
相手に提供するということは
とうてい難しいでしょう。
まずは、
受け入れることです。
でも、
自分の「価値」ほど
見えにくいものはないんですよね。
自分の眉毛が見えないのと同じように、
自分の「価値」というのもまた見えにくいもの。
今日のmtgではまさに、
クライアントのXさんの
「価値」を掘り起こしていく
というワークを
やっていたんですが、
そのワークのなかで、
Xさんのある強みを見つけたんです。
その強みをXさんに指摘すると、
「自分ではものすごく意外で
気がつかなかった!」
とびっくりしていました。
自分では完全に無自覚の
「強み」です。
それはなんだったかというと、
「ノートのとり方」でした。
Xさんが僕とのmtgで
とるノートを毎回ちらちら
見ていたんですが、
すごく見やすいんです。
そして、
僕との会話のポイントが
わかりやすく整理されています。
昔、
「東大生がとるノートはなぜ
美しいのか?」
という本がベストセラーに
なっていましたが、
ノートのとり方がうまい
ということは、
思考を整理するのが得意
ということだと思っています。
裏を返せば、
思考を整理することができるから
ノートのとり方がうまい
とも言えます。
これはXさんにとって、
大きな「強み」
であると同時に、
「見えない価値」でもあります。
今日のコンサルでは、
Xさんのこの新たな「強み」が
明確になりました。
そして、
Xさんが次に打ち出す
新しいプロジェクトのなかで、
その「強み」が
お客様にとっての
大きな「価値」になる!!
というところまで
アイデアが広がっていきました。
「強み」が「価値」となり、
「価値」が「お金」に変わる。
つまり、
Xさんの強み⇒価値⇒お金
そういう一筋の流れが
見えてきたことになります。
他にもXさんには、
「強み」が出てきています。
それぞれの強みが、
それぞれ「価値」となります。
その「価値」の1つ1つを
合計したものが、
Xさんがこれから展開する
プロジェクトの「商品価値」
ということです。
商品価値が大きければ
大きいほど、
値段を上げられますし、
商品力があるので、
集客力も上がります。
ノートのとり方がうまい
というのは、
それだけで見たら、
たいしたことのないものに
感じるかもしれません。
自分にとっては、
当たり前すぎて、
強みとすら思えないかもしれません。
でも、
ビジネスにおいて大事なことは、
それがあなた(売る側)にとって
価値があるかどうかではない
ということです。
大事なことは、
お客様にとって価値があるかどうか
です。
ぼくがやっている
才能発掘、強み発掘というのは、
まさに、顧客視点に立って
クライアントの才能や強みを見つけていく
ということをやってきました。
その数は300名以上になります。
なので、
30分でも会話していれば、
そのひとの「無自覚の強み」
「未開発の才能」
「顧客にとっての潜在的価値」
というものがわかってしまうんです。
これは誰にも真似のできない
僕の強みだと思っています。
では、
今日の話をまとめますね。
●大きな「価値」が
大きな「収益」を生む
⇒稼ぎたいなら、先に価値を与えること。
●「強み」が「価値」となり、
「価値」が「お金」に変わる
⇒価値に変わる強みを見つけること。
●自分にとって「価値」があるかが
大事なのではない。
⇒それがお客様にとって
「価値」があるかどうかという視点で
自分の「強み」を考えること。
昨日も書いたように、
ネット上に無数に存在する、
『同業種の群れ』のなかで、
あなたを見つけてもらうということは、
渋谷のスクランブル交差点で
自分を見つけてもらう
ということと同じくらいか
それ以上に確率が低い。
その『同業種の群れ』のなかで、
「際立った存在」になるためには、
なによりもまず、
自分自身の「潜在価値」に
気がつくことが大事なんですね。
株式会社のように、
自分の価値によって株価が決まる
「VALU」という
サイトが流行りつつありますが、
これからの時代は、
市場のなかでのあなたの「価値」に
「値段」がつく時代です。
では、
あなたは自分の「潜在価値」について
どのくらいわかっていますか?
ぜひ考えていただければと思います。
次回以降、
自分自身の潜在価値を見つける
ポイントについて掘り下げていこうと思います。
では、
また次回のブログでお会いしましょう^^
金子