金子です。
ブログを書くのは
ひさしぶりになります。
読者さんから、
「金子さんのメールが
届かなくなってしまったのですが、、、」
という問い合わせもいただいておりました。
金子のブログを
心待ちにしてくれている
読者さんがいるというのは、
本当に嬉しいですよね(>_<)
年始から、
・ミッションステートメントを
見直したり、、、
・本を読んだり、、、
・風水鑑定の方にバイオリズムを診ていただき、
これからの30年の戦略を練ったり、、、
と長期的なビジネスとライフの
ビジョンや計画を立てていました。
風水鑑定の方によれば、
金子にとって2017年は
ここ10年間でやってきたことの
「タイトル」をつける年になる
ということらしいです。
一言で言えば、
集大成ですね^^
また、
これまで続けてきたものを
整理する節目でもあるそうです。
断捨離というやつでしょうか。
この10年で不要になったものが
たくさんあるので、
昨年末から思い切って
いろいろ捨てています^^
モノももちろんですが、
人間関係も大胆に棚卸しを
させていただきました。
有形無形の断捨離によって、
これまで執着していたものを
一掃したので、
スペースがいっぱいできましたよ~(-^□^-)
そのせいもあり、
今年に入ってから
新しいプロジェクトを
3つスタートさせていて、
そのミーティングを並行して
走らせています。
どんな化学変化が起こるか
今からものすごくわくわくしています。
というわけで、
今日からまたブログを
お届けしていきますね!!
さて、今日は、
先日facebookにシェアした
ぼくの投稿が思った以上に反応があったので、
ブログでも紹介させていただきますね。
↓ここから
【同業者にあきれてしまった件_】
ぼくの周りにはマーケティングの講座をやっているひとが多い。
昨日飲んだ仲間からこんな同業者がいると聞いた。
参加者に、
「自分のことを師と仰ぎなさい」
「わたしのところにお客を呼んできなさい」
「わたしから学んだことを、師から学んだこととしてSNSで発信しなさい」
「あなたが売り上げた売上の●●%をわたしに上納しなさい」
などを強要しているらしい。
これを聞いて驚き、あきれてしまった。
あまりにもあきれすぎて思わず笑ってしまったほど(´Д` )(´Д` )(´Д` )
セミナー業界があやしいとか言われたり、
消費者センターに訴えられたりといったことが頻発しているのも、
同業者のモラルがここまで下がってしまっているからだよね。
コンサルやコーチングやセミナーはひとに大きな影響を与えることのできる素晴らしいもの。
それだけに講師やコンサル、コーチなどひとにものを教える立場に立つひとは教育者としての自覚とか責任感が求められると思うんだよね。
↑ここまで
セミナー業界も
ここまでモラルが低下してしまっているのが
現実なんですね。
この話を聞いたとき、
かなりショックだったし、
同業者として、
あきれてしまいましたね。
この投稿、
第三者的に書いているんですが、
実はぼくも知っている方の話なんですよね。
同業者のなかでは、
けっこう知れ渡っているようで、
facebookのコメントでも、
「誰か知ってますよ」という方が
何人かいらっしゃいました。
厄介だなと思うのは、
この講座の受講生たちが、
結果を出すようになると、
同じやり方を下に教えていくので、
どんどん連鎖して広がっていくわけです。
一時的には結果が上がるかもしれないですが、
同時に支払う代償も大きいですよ。
もっとも大きな損失は、
「信頼」ですよね。
この「信頼」というのは、
お金以上に貯まりにくいもの。
また貯めるのは時間と労力がかかるけれど
失うのは一瞬です。
傷ついたブランドイメージを
回復させるのは相当な時間がかかります。
「えんとつ町のプペル」の絵本が
23万部のベストセラーになった
お笑いのキングコングの西野さんは
「お金稼ぎ」ではなく、
「信頼稼ぎ」が大事
と言っていますが、
核心をついたコメントだなあと思いますね。
セミナー業界もコンサル業界も
売上至上主義的な風潮がありますが、
一時的に儲かったとしても、
長期的に見れば失っているものは
計り知れないなと思います。
お客様に与えるサービスであれば
信頼が得られますが、
お客様から搾取するサービスであれば、
当然信頼を失います。
信頼と入ってくるお金のバランスが
崩れます。
失われたバランスは、
元の状態に戻ろうとするのが自然の法則。
つまり、
搾取型だと入ってきたお金は
遅かれ早かれ出て行くことになりますね。
金子さん、
「私はお金が稼げればいいので、
稼げるノウハウを教えてもらえれば
いいんですよ」
という方もいらっしゃると思います。
そういう方にとって、
モラルがどうこう、
信頼がどうこうなんて
道徳じみた話は興味もないと思います。
ぼくはひとそれぞれ価値観が
違う生き物だと思ってるので、
そういう方がいても否定するつもりはありません。
ただ、
一時的な繁盛を求めていると、
長期的な繁栄は実現できない
というのが商売の原則なので、
せめてぼくのブログ読者さんたちには
それを伝えたいとおもっています。
それを受け取るかどうかは
もちろん読者さん次第です。
時代は、
確実にシフトしています。
一時期マーケティングの主流であった
ダイレクトレスポンスマーケティングに
揺らぎが起こってきています。
リスト至上主義的なマーケティングが
機能しなくなってきています。
1つの肩書きや専門性に
依存するのではなく、
複数の肩書きや専門性を持って、
SNSで多方面の発信をする
マルチタレント的な働き方を
する人が増え始めています。
多くのプロブロガーと名乗る人たちが
個人名で活動し、
イベントや出版をして稼ぐ時代に
なってきています。
顧客は囲い込まれることを嫌うようになり、
自分の自由意思で好きなクリエイターの
コンテンツを回遊し、
気に入ったクリエイターができたら
フォローする、、、
そんな時代になっています。
発信力のある個人が
巨人の牙城に小さい穴を開ける
ことができるようになる時代です。
それほど時代は個人が活躍できる
時代になってきているということです。
もっと自由に自己表現してしいし、
むしろ自己表現している人が活躍する時代です。
冒頭に紹介した、顧客をコントロールして
上納を強要するようなセミナー主催者は、
完全にこの時代の波と
逆の方向に進んでいるわけです。
ぼくの読者のみなさんには、
時代を読んで、活躍する個人になってほしいなと
心から思っています。