どんな顧客でも説得できる方法

金子は、
起業家を育てる仕事を
しています。
手前味噌ですが、
「教える」ことについては、
ちょっとした自負があります。
本気の覚悟を持っている方であれば、
結果を出してもらう
自信も100%あります。
こう書くと、
「それって自信過剰じゃないの・・・」
と思われるかもしれません(^_^;)
ただ、
金子が教えたことを
実行した会員さんたちは、
結果を出しています。
「自分が稼げた」
という人は多いです。
ただ、
「自分が結果を出したことを
 教えて相手に同じように
 結果を出させています。」
というのは、
まったく別次元の話です。
「自分がやる」というのと
「教える」というのは、
大きな違いがあります。
コーチやコンサル、
セラピスト、治療家など、
クライアントさんに
動いてもらうことが
仕事の方は、
この「教える」技術
というものが求められますよね。
単に、
自分の専門知識や技術に
長けているだけでは、
クライアント自身に
動いてもらうことは
できません。
瞬間的にではなく、
ずっと稼ぎつづけている人
というのは、
単に「専門知識・技術が凄い」
というよりも、
実は、
クライアントに「教える」
のがうまいひとたちです。
クライアントが
専門家(あなた)に求めているのは、
豊富な知識や
熟練した技術ではない。
これらは、
単なる道具です。
クライアントが
もっとも関心があるのは、
あなたがその分野で
どれだけマニアックなことを
知っているかではなく、
・・・・・・・・・・・・・・・
「私がうまくいっていないのは
なぜなんですか?」
・・・・・・・・・・・・・・・
という疑問に、
的確に答えてくれるかどうかです。
つまり、
クライアントが知りたいのは、
自分がうまくいかないことについて
「問題」がなんであって、
「原因」がなんであるのか、
ということなんですね。
どうしたら、
うまくいくのか、
という「方法論」は、
これらの疑問が
解消されたあとに
出てくる関心なのです。
ですから、
「方法論」ばかりを
売り込むだけでは、
クライアントを獲得することは
できないわけですね。
目の前のクライアントが
どうしてうまくいかないのか。。。
なにが原因で、
うまくいっていないのか。。。
こうした、
「問題の本質」を知ることが
なによりも真っ先にやるべきことなんです。
そのために鍵となるのは、
「相手のことをを
 徹底的に理解すること」
です。
技術を身につけたり、
知識を仕入れたり、
ということに終始していると、
どうしてもこの「徹底的理解」
おろそかになってしまいます。
そうなると、
買い手側は、
「このひとは
 自分のことを
 理解してくれていない」
と感じるようになります。
当然、
あなたの商品を
買おうとは
思わなくなります。
あなたの商品が
どれだけ素晴らしいもの
であったとしても・・・
あなたが、
自分の商品に
どれだけ自信を
持っていたとしても・・・
買い手は、
商品のことを
知りたいとは
思っていません。
自分が
どうしたらいいのかを
知りたいのです。
であれば、
やるべきことは、
「商品を一生懸命
 説明すること」
ではなく、
買い手に対して、
「徹底的に尋ねること」
です。
つまり、
「徹底した顧客目線」
に立てるかどうか。。。。
金子は、
会員さんには、
このことを
口酸っぱく話します。
どこまで
目の前の見込客に
寄り添えるか。。。
そして、
その気持ちが、
買い手にどれだけ
届くか。。。
いくら寄り添っている
「つもり」でも、
相手が「届いた」と
感じなかったら、
そこまで・・・・・・・
ただそれだけの
とてもシンプルな世界です。
私たちの行動が
適切であったかどうかは、
自分で判断できるものではなく、
相手が判断するもの。
これは、
もうテクニック論では
ありません。
どんな顧客も
説得できる方法
どんな顧客も
コントロールできる方法
どんな顧客でも
商品を買ってもらえる方法
はっきりいって、
そんなテクニックは
存在しません。
セールスがうまいひとは、
相手を操るのではなく、
相手に応じて、
自分の道具を
自在に操ります。
このことを
自然に体で実感できる
ようになるには、
ある一定の
「経験量」が必要です。
数をこなしていくうちに、
自分の道具を
相手に応じて使い分ける
ということが
できるようになっていくもの
なんです。
ですから、
最初から「完璧な答え」を
見つけようとすればするほど、
答えが見つからずに
悶々とするんですね。
であれば、
やることは単純で、
「完璧な答え」なんて
ないのだから、
「経験量」を増やすしかない。
すごくシンプルです。
考えすぎて行動が
止まってしまうくらいなら、
考えが不十分でも、
行動してしまえ。
というのが、
金子のポリシーです。
仮説ができたら、
それ以上の思考を停止して、
行動に着手すること。
これが、なによりの
「成長の鉄則」・・・
そう考えています。