王になった男

「王になった男」

金子です。
今日は映画を観に行きました。
平日の昼間ということも
あり、
映画館はがらがらでした。
船の上で、
虎と227日過ごすという
「ライフ・オブ・パイ」・・・・
熊がおっさん化した
「テッド」・・・
最後の作品となる、
「ダイハード ラストデイ」・・・
イ・ビョンホン主演の
韓国映画「王になった男」・・・
このうち、
どの映画を観るか
ふたりで迷って、
結局で、
「王になった男」
を観ることに、、、、
あとで知りましたが、
この映画、、
韓国のアカデミー賞で
15部門受賞した作品で、
1000万人を超える観客を
動員したそうです。
舞台は、
1600年代初頭の
李氏朝鮮。
実在した15代国王光海に
イビョン・ホンが扮しています。
この王様、
暗殺を恐れて、
暴君となっていたわけですが、
身の危険を感じ、
家臣に、
身代わりとなる影武者を探させます。
そして、
光海王にそっくりな
ハソンという1人の男が、
影武者として登用されることに。。。。
彼は、
すぐに「王様教育」を
受けることになるんですが、
もともと道化師だったハソンは、
次第に光海王の
立ち居振る舞い、声、話し方を
習得していきます。
ほどなくして、
ホンモノの王に、
暗殺未遂が起こり、
危篤の状態に、、、、
そこで、
ハソンが本格的に
王として「なりすます」
ことになっていきます。
そして、
役人を集めた
いわゆる朝の会議に参加するうちに、
政治のあり方に疑問を持つように
なっていくんですね。
さらに、
「憤り」を感じる事件が起こったのを機に、
その朝の会議で、
自ら「政治的意見」を
表明するようになります。
もともと、
民として生きて来たハソン。
民の代弁者として、
役人たちに、
正義心と憤りをあらわにしていきます。
この映画、、、
かなり泣けました。。。
この偽の王様のハソンの
あり方に、
最初は、
偽もの王として接していた
高官たちが、
だんだんハソンに、
「本物の王」を見るように
変化していくわけです。
王という「権力」ではなく、
「あり方」に、
だんだん心を動かされていく、
その様子に、感動してしまいました。
ひさびさに、
「感動の映画」を観れたな、、、
という充実感で、
映画館をあとにしました。
この「王になった男」を観ることで、
人の心を動かす、
「リーダーシップ」
ひとが本気になる
「モチベーション」
について、
深い気づきがありました。
かなり、
お勧めの作品です。
あなたにも、
ぜひ観てほしいですね。