わたしをスランプから救ってくれた恩人

「このひとにスランプを救ってもらいました。」

実は、
こんなことは正直言いたくないのですが、、、
昨年の初め頃、
わたしは、
「スランプ」になっていました。
このメルマガを
ずっと読んでくれている方からすれば
信じられないと思うかもしれませんが、
当時の金子は、
なにをやってもうまくいかず、、、
がんばっただけの成果が得られず、、
とにかく徒労感ばかりが続き、、
売上は低迷、、
先行きの見えない状態がつづき、、
「焦りと不安」
に襲われていたんですね。
そんなスランプのときにも、
メルマガを読んでくれている
みなさんだけには、
「うまくいっている感」
「順調に加速している感」
を見せなければ。。。。
そんな「強迫観念」
襲われていました。
今でこそ、
白状しますが、、、
メルマガを書くことが
ここまで「苦痛」だったことは
おそらく一度もなかったと思います。
うまくいっていないなら、
うまくいっていないと、
素直に告白できればよかったのかもしれません。
しかし、
そんなことを書けば、
これまで読み続けてくれた読者の方が、
離れてしまうのではないか。。。
「金子さんはたいしたことなかったね」
と愛想を尽かされてしまうのではないか。。。
そんな「恐怖感」が、
自分をよく見せようという心理に
転換されていたんだと思います。
当時相談できる
メンターはいましたが、
こんな「情けない自分」
「ダメダメな自分」を
さらけだしてしまったら、
「思ったより大したやつじゃなかった」
と思われるんじゃないか。。。
そんな思いがよぎり、
とてもじゃないけれど、
相談なんてできませんでした。
そんなとき、
共通の知人をはさんで、
ネットマーケティングでは
第一人者のIさんと
食事をする機会がありました。
知人の到着が
遅れるということで、
わたしは思い切って、
Iさんにそのときの状況を
打ち明けました。
ネット界でも1、2位を争うくらい
結果を出している方なので、
ずばずばと
「ダメ出し」
が来るに違いないと思っていました。
ところが、、、、
Iさんからの回答は、
私が予想していたものとは、
まったく「正反対」のものだったのです。
正確な言葉は、
一字一句覚えていませんが、
Iさんが言ってくれたのは、
確か、こんな言葉だったとおもいます。
「金子さんは、
ほんとうによくやっていると思いますよ。
ここまで短期間に結果を出しているのは
ほんとにすごいなあと思います。
今はちょっと頑張りすぎて、
疲れているんですよ。
金子さんのメルマガは
いつも読んでいますが、
ほんとうに素晴らしいです。
これは、
多くのひとに読んでほしいと
思います。
金子さんのコンテンツは、
もっと多くのひとに
伝わってほしいと思います。」
Iさんは、
私のことを優しい目で見つめ、
ゆっくりとそう話してくれました。
「できない自分」
を責めていた私に、
Iさんから、
さらに追いうちのダメ出しが
来ると思い込んでいたので、
おもわず声が詰まり、
すぐに返答ができませんでした。。
涙はこらえましたが、
泣きそうな顔になっていたことは
Iさんにもわかってしまったかもしれません。
しかし、
驚いたのは、
そのあとです。。。
「金子さん、
 せっかくいいコンテンツがあるんだから、
 それを世の中に出しましょう。
 今度私の事務所で打合せましょう。」
Iさんも、
億を稼ぐネットマーケッターです。
空いている時間はすべて
クライアントさんや塾生さんたちの
サポートに時間を割かなければ
ならない身だったと思うんですね。
Iさんの本気で私を応援してくれようとする
その気持ちに触れ、
思わず、
嗚咽が漏れそうになりました。
しかし、
意地っ張りの私は、
決してそれを悟られないように
表に出すことはありませんでした。
数日後、、、
Iさんの事務所に行くと、
あたたかく私を迎え入れてくれ、
ホワイトボードで、
私のコンテンツの洗い出しを
ナビゲートしてくださいました。
Iさんのアドバイスの
内容そのものよりも、
Iさんのその心のあたたかさに
私は嬉しくて嬉しくて、
ただひたすら感動していました。
一言で言えば、
「愛」
ですね。
これ以外の言葉は
思い浮かびません。
その日、
Iさんと考えた企画は、
実現することは
ありませんでした。
私の力量不足です。
ただ、
その後、
4月には、
facebookフォーラムという
300名のイベントを開催、、、
8月には、
13200名が参加した
リアルプロジェクトを実施、、、
10月には、
ビジネスパートナーの三橋泰介さんと
160名が参加する
セミナービジネスマスター養成塾(SBM)
を開校、、、
など、
次々に活動を広げることができました。
私がスランプから
抜け出すことができたのは、
まぎれもなくIさんの助けが
あったからです。
私は、
今でもIさんのことを尊敬しているし、
誰か本当に困っているひとたいたら、
決してダメ出しではなく、
Iさんのように「愛」で関われる人でありたい
思っています。
Iさんとは、、、
ライズクリエイティブ
伊勢隆一郎さんです。
伊勢さんは、
母的な存在で、
多くの起業家から慕われています。
経済的自由はもちろん、
周りからの人望もあつい
愛のあるひとです。
今でも伊勢さんへの感謝の気持ちは忘れていません。