「決めたばかりのUSPにまだ自信が持てない症候群」

金子です。
昨日、クライアントのKさん
Skypeをしていたときの話です。
Kさんは、
2ヶ月ほど前に、
USPとポジショニングが固まり、
ブログのヘッダーをリニューアルしました。
そして、
ようやくセミナー開催を開始しました。
セミナー参加者は2人と
本人的には満足できない結果に。。。
しかし、
その参加者のうち1人が
9万円のバックエンド商品を購入。
もう1人は、
単発のセッションを申込。
という成果が出ました。
「フロント商品であるセミナーは、
たくさん集めなくてもOK」
これはもう何度も話してきたとおもいます。
重要なのは、
そのセミナーでバックエンドをセールスできるかどうか
さらに、
そのときバックエンドを購入しなかった方に
フォローのメールをしていたら、、、
その方から20日経って、
一通のメールが届いたそうです。
「まだ空きがありましたら、
ぜひ申し込みたいのですが、、、」
と追加で1名バックエンドの申込が
あったということでした。
”Kさん、
やりましたね!!!”
というと、
なんだか浮かない返事が。。。
よくよく聴いてみると、
「ブログタイトルとして使っている言葉が、
これでいいのか不安になっている」
というんです。
これは、
USPを仮決めして
動き始めたころのクライアントさんに
よく見られる傾向なんですが、

「決めたばかりのUSPにまだ自信が持てない症候群」

です。
Kさんの場合には、
セミナー開催をして、
バックエンドがとれはじめ、
軌道に乗り始めたところで、
これからどんどん加速していける
ところなわけです。
ところが、
「この方向性でほんとうに
いけるんだろうか、、、」
と心配になってしまうと。。
これは、
実は、
「USP形成の不安定期」
とも呼べる時期なんです。
言ってみれば、
飛行機が離陸して、
上空で軌道が安定するまでの間ついている
シートベルトの着用サイン
のようなものです。
どういうことかというと、
飛行機も安定飛行するまでの間に
「不安定期」があるということです。
ある一定の高度に上がり、
気流が安定してはじめて、
ポンっ
という音が鳴り、
客室乗務員が
「みなさま、
シートベルトの着用サインが消えました」
と言われると。
そのあとで
初めて
シートベルトを外してトイレに行けると。
これと同じように、
USPが固まり、
結果が出始め、
安定するまでには、
ある一定の時間がかかります。
結果が出ない、
出にくい、
出ても安定しない時期というのは、
誰しも不安に思う時期なんです。
ですから、
やりつづけていたブログをやめたくなったり、
また違うブログタイトルに変えてみようかなと思ったり、
「揺らぎ」が起こるんです。
そして、
行動が止まってしまうというパターンに。。。
言ってみれば、
まだ着用サインが消えていないのに、
シートベルトを外して
トイレに行こうとしてしまうという方が
ほんとうに多いわけですね。
残念ながら、
これでは結果は出ません。
最低3ヶ月はかかります。
なにがかというと、
仮決めしたUSPが安定するまでです。
結果が出始め、
売上が安定しはじめるまでに
最低でも3ヶ月は見ておいてください。
それまでの間は、
「結果が安定しなくても当然だ」
と割り切り、
ブログの反応がない、
結果が出ない、
という状態がつづいても、
ただひたすらしゅくしゅくと
やり続けること。
この「結果潜伏期」
自分を信じて
行動しつづけることができるかどうか、、、
これが、
USPが確立し安定期に入るまでの
分かれ道となります。
不安との闘い
孤独との闘い
は誰もがとおる通過点です。
アスファルトの花のように、
厚いアスファルトを打ち破り、
地上に出るために
そこと決めたらそこから動かずに
ただひたすら上へ上へと成長していく、、、
そんな忍耐力が必要です。
結果を出しているひとたちは、
みんなそこを通過していきます。
皮肉なことに、
楽を選べば、いつまでも楽になれない。
ビジネスについていえば、
それが自然のことわりです。
アスファルトの花になろう!
金子