金子です。
昨日は、
仕事帰りに
銀座の映画館に寄って、
「天地明察」を観ました。
2010年第7回本屋大賞を受賞した冲方丁の小説を
映画化した作品です。
ずっと観ていて、
音楽といい、
情景描写としい、「おくりびと」と
似ているなあと思ったら、、、
やっぱり、
「おくりびと」の滝田洋二郎監督でした。
江戸時代の碁打ちだった安井算哲が主人公。
当時日本で使われていた暦は中国のもので、
800年以上経っていたため、
ずれが起こっていた。
算哲は、
20年以上かけて日本独自の新たな暦を
つくるという一大プロジェクトに挑む。。。
そんなストーリーです。
個人的には、
算哲役の岡田准一と
妻役の宮﨑あおいとのほんわかしたやりとりが
好きです。
感動とまではいきませんが、
ハッピーエンドだし、
心温まる後味のいい作品でしたね。
「金子さんのメルマガは、
前置きが長いです。。。」
と言われることがたまにあります。
長いですかね??^^;
ぼくは、
メルマガを
単なるノウハウを書いて届けるものだって
思ってないんですよね。
というのは、
ノウハウなんて、
実は、どこかで、
ほかの誰かが同じことを
違う言葉で言っていたりします。
料理って、
同じ食材を使っても、
つくるひとによって、
おいしいか、おいしくないか、
見た目が食欲をそそるか、そそらないか、
はっきり分かれてしまいますよね。
そもそも、
料理というのは、
目的としては、
カラダに必要な「栄養」を摂取することです。
でも、
おいしいと食べたくなるけど、
おいしくないと食べなくなる。
野菜をそのままかじるのは、
味気ない。(そういう食べ方もときに美味しいですが・・・)
でも、
おいしく楽しく食べるという「付加価値」があると、
必要な「栄養」をどんどん摂取できるんですね。
メルマガも、
これと同じで、
読者は、
ビジネスに役立つ「ノウハウ」
を求めてます。
でも、
おもしろくないと読まないし、
わかりにくいとやっぱり読まないわけですよ。
「同じノウハウ」であっても、
おもしろいとどんどん読んでくれます。
「同じノウハウ」でも、
つまらなければ読んでくれません。
そうなると、
ファンを増やすための鍵は、
「あなたのノウハウをどう料理して出すか。」
ということになるんですね。
そのためには、
また聞きしたノウハウをそのまま書く
だけでは不十分です。
「あなた独自の切り口で、
あなたが体験したことをリアルに書いていく」
ことが、
【あなた独自のメッセージ性】を
生み出すことになります。
ノウハウは陳腐なものでも、
「料理」がうまければ、
読者さんたちは、
あなたのファンになってくれます。
キーワードは、
「メッセージ性」
なんですね。
「メッセージ性」というのは、
あなたが見込客に届けている情報、ノウハウ、コンテンツが
【見込客のハートにどれだけ刺さっているか】
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です。
だから、
金子は、
メルマガを単なるノウハウの発信手段だとは
とらえていないんです。
ノウハウも確かに重要です。
役に立たないノウハウを書いても
固定の読者さんは付きません。
ただ、
ノウハウがいかに優れていても、
ファンが増えるかどうかは別の話です。
重要なのは、
「書き手のニオイ」がするかどうか
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です。
ノウハウではなく、
その人が、にじみ出てるかどうかです。
読み手の頭ではなく、
「心」に記憶されているかどうかです。
金子のメルマガは長いと言われます。
でも、
「長いのがいい」と言ってくれているひともいます。
好みなんて人さまざまです。
たくさんのひとに見られていると
意識してしまうと、
書きたいように書けない
というひともいます。
そうなると、
文章がおもしろくなくなってしまいますね。
その結果どうなるかというと、
一生懸命書いても、
いっこうにファンが増えない
ということが起こります。
ブログやメルマガを書いていくうえで、
重要なことは、
【読み手のひとたち全てに 気に入ってもらおうとしない】
です。
ファンを増やしたいと思うなら、
大切なことは、
【思い切って、書きたいことを書く】
ことなんです。
遠慮なんて要りません。
あなたの書きたいことを、
書きたいように書けばいいんです^^
あなたのニオイを出しましょう!
そうすることで、
あなたのメッセージ性が強くなって、
あなたのファンもどんどん増えていきますよ^^