天命発見をさまたげているものの正体とは?

『世界観マーケティング』

金子です。

台風の上陸で
交通機関がだいぶ乱れていたようですが、
だいじょうぶでしたか?

うちの秘書は、
電車内で一晩を過ごし、
自宅に着くまでに30時間かかったみたいです。。

ぼくは妻と、この2日間、
温泉でのんびりしておりました。

おかげさまで、
結婚式後に出ていた疲れもとれて、
かなりリフレッシュできました^^

今日あらためて、
前回ぼくが書いたブログ
読み返してみたんですが、

かなりラフな内容で、
きっと多くのひとは
ちんぷんかんぷんだったかもしれない
と思いました^^:

歴史の話は、
特にそう感じたかもしれません。

実は、歴史のこと
というのは、

自分の道(天命)に
たどりつくうえで、
1つの扉に過ぎないんです。

自分の道(天命)を
気づかなくさせている
要因はいくつもありますが、
その1つが歴史教育にあるんですね。

歴史教育というのは、
1つの編集された情報です。

その編集された情報を
うのみにしてしまっていることで、

僕たちは、自分の果たすべき
天命に気づくことのできなくなっていると
考えています。

一種の「催眠状態」と
呼んでもいいかもしれません。

この「催眠状態」のままだと、

本当の自分とはなんなのか、

自分が果たすべき天命とはなんなのか、

なににこの命を使うべきなのか、

がわからないんですね。

これは歴史教育だけではなくて、

小学校、中学校で受ける教育や、

親から受ける教育によっても、

同じように「催眠状態」になっていきます。

偏差値教育、学歴社会といった

尺度で評価されるようになることで、

偏差値コンプレックスや
学歴コンプレックスなどの、
「劣等感」が植え込まれていくようになり、

その「劣等感」によって、
自分の天性の本質がだんだん
見えなくなっていくんですね。

「劣等感」というのは、
「自分はひとよりも劣っているという自己評価」
のこと。

この「劣等感」によって、
「自己否定」が生まれ、
根本的なところで自分に自信が持てない
状態の原因になっていきます。

これが、内面における
「ぐらつき」になるわけです。

この「ぐらつき」があると、
困難な状況にぶち当たった時に、
心がよろけてしまいます。

いわゆる、
「ぶれる」という状態ですね。

心がぶれた状態でビジネスをやると
うまくいかないときに
失敗を怖れたり
傷つくことを怖れたりするために、
あきらめたり、やめたりしてしまうんですよね。

つまり、
自分を守るという行為に
自動的にスイッチが入ってしまうんです。

こうした「ぶれる」という状態の
根底にあるのは、深い自己否定です。

そして、その自己否定の根底にあるのは、
「自分は人よりも劣っている」
という深い劣等感なんです。

自分は人よりも劣っている。
だから、なにをやってもうまくいかない。

自分は人よりも劣っている。
だから、これをやるには時期尚早だ。

自分は人よりも劣っている。
だから、自分にはやる資格なんてない。

自分は人よりも劣っている。
だから、失敗するに決まっている。

自分は人よりも劣っている。
だから、そんなだいそれたことなんて
できっこない。

自分は人よりも劣っている。
だから、小さくこじんまりと
まとまっているしかない。

自分は人よりも劣っている。
だから、一生小人の器なんだ。

こういう呪文を
頭のなかで毎日何回も繰り返し、
その劣等感を強化しています。

そうしているうちに、
「自分は人よりも劣っている。」
という信念がますます強化され、
真実でないことをも真実化してしまうのです。

ぼくのところには、
多くのビジネスの相談がありますが、
「自信が持てない」という相談が
ほんとうに多いんですよね。

よくよくその方の話を
聞いていくと、
極端な思い込みにまみれていたりします。

誰から言われたこともないことを
真実だと思い込んでいるんですよね。

自分の道(天命)を知るためには、
まず自分自身にこびりついている
こうした劣等感や否定的な意味付けを
洗浄していく必要があります。

そうすることで、
常識という「他人の声」ではなく、
あなたの中から「内なる声」が
少しずつ聞こえてくるようになります。

「内なる声」を聞くということが、
自分の道(天命)を知るうえで、
大きな鍵となります。

まずは、あなたのなかに
こびりついている、
「劣等感」に意識を向けてみてください。

どれだけ自分ができないかを
雄弁に語り出すその声の正体を
見つけていきましょう。

では、また次回のブログで!

金子