世界観の作り方 〜世界観は4つのファクターで広がる〜

『世界観マーケティング』

金子です。
こんにちは!

ここのところfacebookでの発信に
力を入れているんですが、
じわじわと反応があって面白いです^^

ここ2回にわけて書いてきたメルマガを
ブログに1つの記事としてまとめて

昨日facebookでシェアしたのですが、
予想以上に拡散されていて、
すでに1150PVを超えています。

【初告白】僕がプロダクトローンチを卒業するきっかけとなった事件

金子が起業してから今に至るまでの
葛藤や苦悩の過程も赤裸々に書きました。

まだ読んでない方はぜひ読んでみてください。

ちなみにこちらの記事は、
先日facebookでシェアしたところ
1日で3000PV以上の拡散がありました。

「世の中に適応できないひとたちが次の時代のリーダーになる」

ブログやfacebookなどのソーシャルメディアは

使い方1つで自分の世界観を
無限に広げていくことができる、

強力なツールだということを
今さらながら実感しています。

どういうときに
拡散が起こっているかというと・・・

自分の本質とつながった
強いエネルギー状態で書いた
記事は拡散率が高いなと思います。

これまでマーケティングのセオリーでは、
情報の「頻度」が大事と
言われてきました。

ブログなら「1日3投稿」
facebookなら「1日5投稿」

これがセオリーだったんですね。

しかし、
今は「頻度」が高いだけでは
反応が起こらなくなってきています。

情報の「濃度」や「深度」が
より求められているんですね。

では、
どうして「頻度」だけで
反応が起こらなくなってきているのか。

それはすごく単純で、

今の日本は、
2人に1人がスマホを持ち、
それぞれのメディアで
なにかしらの情報を発信しているために、

「情報の洪水化」

が起こってしまっているからです。

渋谷のスクランブル交差点を
イメージしていただくと
わかりやすいと思いますが、

あれだけあふれかえっている
人混みのなかで、

自分のことを見つけてもらう
ということは
一筋縄ではいかないですよね。

自分の記事を見てもらうということは、
それと同じくらいの確率だということです。

ですから、
ネットという情報の洪水のなかで、
自分の発信を見つけてもらえたら
ラッキーくらいに思ったほうがいいんですね。

だからこそ、
その目にしてもらえた「1つの記事」の
「濃度」や「深度」といったものが
試されるよということなんです。

まさしく「一期一会」で、
最初に読んでもらえた記事で

・どれだけ記憶にとどめてもらえるか
・どれだけ心を動かすことができるか

ということが大事になってくるわけです。

そうなってきたときに、
「ノウハウ型」のコンテンツは
役に立つかもしれないけれど、
読み手の記憶には残らないんですね。

その記事に「人のニオイ」というものを
どう燻(くゆ)らすことができるかが
勝負ということになります。

それが金子の言っている
「世界観」なんです。

では、
記事にあらわれる世界観には
具体的にどういうものがあるのでしょうか。

大きくわけると、

「キャラクター」
「スタイル」
「思想・哲学」
「メッセージ」

の4つがあります。

まず、
「キャラクター」
というのは、

「外観」などのビジュアルイメージ
「文体」などの特徴、
固有の癖や独自の雰囲気などの
「個性」や「人間味」です。

次に、
「スタイル」
というのは、

「生き方」「仕事のスタイル」
「ライフスタイル」

といったそのひと独自の様式のことです。

そして、
「思想・哲学」というのは、

人生観や仕事観、価値観、死生観
といった、
その人の持つ考え方であったり、
ポリシーのことです。

最後の「メッセージ」
というのは、

「思想・哲学」をもとにして
発信された文章や言葉に込められた
強い「思い」や「想念」のことです。

「キャラクター」
「スタイル」
「思想・哲学」
「メッセージ」

これら4つの要素が
組み合わさって
そのひと独自の「世界観」が構成され、

文章や映像に表現・展開されていくんですね。

世界観を構築するのも
この4つを組み立てていく形になります。

これからは
コンテンツ自体の価値は薄まり、
発信者の世界観の価値が高まる時代です。

お客様は、
コンテンツ自体を消費することを
求めているのではなく、

世界観を求めて
世界観を消費する時代です。

「キャラクター」
「スタイル」
ももちろん大切ですが、
今この2つに力を入れている人たちが
増えてきています。

この2つは他の2つに比べて、
比較的すぐに導入しやすい要素だからです。

ただ、

「思想・哲学」
「メッセージ」

という2つについては、
すぐに導入できる要素ではありません。

この2つを世界観に導入するためには、
自分の「本質」を客観的に知る必要があります。

「本質」というのは、
世界観のコアにあたるものです。

金子はこの世界観の拠り所にあたる本質のことを
「世界観コア」と言っています。

この「世界観コア」と同期した状態だと、
エネルギーが枯れないんですね。

どれだけ発信しても、
エネルギーは枯れることなく
泉のようにこんこんと湧き出るようになります。

自分の「世界観コア」と同期するためには、
深い内観や内省が必要になります。

簡単にはつかめないために、
もどかしさや葛藤、苛立ち、
苦しさ、無力感、無価値感などに
直面する過程をたどることもあります。

無人島にひとりとり残されたような
心細さや孤独感を感じることもあります。

実際、僕も今年に入って
5ヶ月間はそういう葛藤のなかに
どっぷりつかっていました。

ただこの葛藤の「プロセス」というものが
ものすごく大事なんですね。

今までの古いパラダイムを捨て、
新しいパラダイムを
採用するときというのは、
多くの場合こうした「痛み」を伴う
プロセスを通過するのです。

今、まさに旧式のパラダイムのなかで
息苦しさを感じているなら、
それはあなたが大きく飛躍をする
直前にいるのだと思います。

今は悶々として苦しいかもしれませんが、
ぜひその葛藤のプロセスのなかに
とどまって内観内省をしていただきたいです。

きっとその先に、
大きな飛躍が開かれていくと思いますから。

ではまた!

金子

 

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