金子です。
北海道の地震は
報道を目にするたびに
本当に心が痛みます。
旭川に住んでいる友人からも
様子を聞いていますが、
ライフラインがまだまだ
復旧していないようです。
異常な猛暑、豪雨、
次々に発生する台風、
そして、今回の巨大地震、、、
集中的に自然の猛威に
翻弄されています。
世界でも、異常気象が起こり、
経済不安や中東での戦争が
予測され、緊迫した空気に
なりつつあります。
国内では自民党総裁選が
ありますが、盤石な安倍政権が
揺らぐことはあるのか。。。
この1年、2年で、
経済、政治、自然いろいろなレベルで
環境が劇的に変わっていく兆しが
明らかになっていますよね。
大事なことは、情報は人づてではなく、
自分で集めること。
違和感があるものは
面倒でも調べること。
情報リテラシーを身につけておくことが
大事だとつくづく思います。
さて、今日の本題に移ります。
ここのところ今のセミナー業界について
思っていることを書かせていただいています。
↓
【炎上覚悟】起業家教育に革命を起こします。
【違和感】自己喪失のマーケティングはおかしい。
【反響多数】「こうすればこんなに儲かる」というトークテンプレの限界
私は昔から、
「制約」というものが苦手でした。
人から強制されたり、
無理強いされたりすると、
逆のことをしたくなってしまう
典型的な天邪鬼タイプ。
こどもの頃、
学校の集団教育は、
私にとってはまさしく地獄で、
制約の象徴であり権化。
そう思っていました。
でも、同時に、
集団からはみ出してはいけない
という心の縛りも
そうとう強かったんですよね。
もっとも恐れていたのは、
仲間はずれに合うこと。
クラスメイトの輪から
はずされてしまうことでした。
だから、
本当は個を主張したいのに、
はみ出ることを恐れて、
個性・自己表現を極端に
抑え込んで、周りに溶け込もうと
必死になってしたんですね。
そのうちに、
自分の本音や気持ちを
置き去りにするようになり、
いつもひとの目を気にしながら、
周りの評価におびえながら、
「今自分は間違っていないか」
「今自分は人とずれていないか」
「今自分は期待に沿えているか」
という基準で、
自分を観察し、
行動を決めるような
生き方をするようになっていました。
人と違うことを
ずっと恐れて生きてきたはずなのに、
そのいっぽうで、
なににおいても標準的な自分、
他と違うところのない無個性な自分が
たまらなく嫌でした。
自分はいったい何者なのか。
なんのために生きているのか。
こどもの頃から、
ずっと探求をしてきた人生だったと
おもいます。
学生時代は、そんな
アイデンティティクライシスが
ピークに達した時期でした。
どうやったら人との違いを
作っていけるのかを
ひたすら模索しつづけていました。
インドや南米に一人で
バックパック旅行に行ったり、
環境団体の活動に参加してみたり、
バンドをやったり、
ゼミを3つ掛け持ちしてみたり、
それらはすべて
自分のアイデンティティを求める
旅だったんですね。
集団から外れることは
極端に怖い。
それでも、
他とは違う「なにか」が欲しい。。。
強烈とは言わないまでも、
際立った個性が欲しい。。。
自分にしかつくれない
独特なワールドをつくってみたい。。。
心の奥底には、常に、
そんな渇望がありました。
だからなんでしょうね、
私は人のやっていることを
そっくりそのまま真似をする
というのが好きじゃないんです。
流行に乗るというのも
好きではありません。
みんながやっているものを
「みんながやっているから
という理由だけで」やるのは、
嫌なんです。
天邪鬼ですよね、ほんと(笑)
だから、
起業してからも、
「自分の世界」というものを
なによりも大事にしてきました。
「自分にしかできないことはなにか」
「自分にしか語れないことはなにか」
「自分にしかつくれない世界観とはなにか」
これを常に考えてきたし、
こだわってきたと思います。
そうやって、
自分なりの思想というか
哲学のようなものを編纂(へんさん)
してきているんだと思うんですよね。
今でもまだまだ言葉にできない
ことが多いですが、
自分の思いや感じていることは
10年間こうしてブログや
メルマガに発信しつづけてきました。
美味しいぬか漬けを作るには
ぬか床が必要なように、
ひとの感情を動かすメッセージを
発信できるようになるにもまた、
「心のぬか床」のようなものが
必要だとおもっています。
その「心のぬか床」というのは、
時間をかけてゆっくり発酵、熟成
させていくことでいくもの。
どれだけ自分と向き合い、
どれだけ自分の弱いところを受け入れ、
どれだけ自分を変容させてきたか。
その厚み、その深みが、
ぬか床の旨味につながるんです。
高尚なノウハウを手にしても、
小手先のテクニックを駆使しても、
けっして手にすることができないもの。
それが心のぬか床だと思っています。
この10年ほどで、
稼いでいる起業家は数多く生まれました。
しかし、
そうした心のぬか床を持っている
深みのある起業家はいったいどれくらい
いるのでしょうか。
残念ながら、
ぼくの周りにはほとんどいません。
どれだけ稼げていても、
心のぬか床を育むような
トレーニングを受けてきた起業家が
それだけ少ないということなんだと
思います。
私自身も、
深みのある起業家でありたいと
思ってはいますが、
まだまだスケールが小さい、
視野の小さいステージにいるなと
感じているので、他人のことを
いう資格などないですが、
今は自分を棚に上げてでも、
警鐘を鳴らさなければならない
時期に来ていると思っています。
憧れの対象となるような起業家がいない
というのが、これまでの起業家教育の
結果。。。。
この現実を受け入れないといけないと
私は思います。
骨太、本質の起業家が育つ。
そんな起業家教育が今、
日本に必要とされている。
切実にそう感じているのは
私だけでしょうか。
小手先の方法論で
「自称成功者」を量産する
この世の中の現実に
危機感を感じているのは
私だけでしょうか。
私たちがこれから開校する
ビジネススクールは、
本物、骨太の起業家を
輩出していくための教育機関です。
小さい資本でも、
本質を学ぶことができる
これまでにない
高品質な起業スクールにします。
もうそろそろ、
業界全体が「稼ぐだけ」を
卒業する時期に来ています。
最短で本物の起業家として力をつけ、
ひとに貢献し、社会を変革できるレベルへ。
そして、
世界の舞台で活躍できるリーダーへ。
深くて厚みのある「心のぬか床」を
持つ、「本質起業家」 を日本一多く輩出する
ビジネススクールを私たちはつくりますよ!
開校は10月中旬(予定)です。
そのための、
お披露目を今月下旬より徐々に
させていただきます。
これまでの起業塾や
ビジネス塾では物足りなかった・・・
ぴんとこなかった・・・
なんか違う・・・
そう感じていた方に、
ぜひともお届けしたいと思っています。
学校の詳細をお伝えする前に、
まず、
この起業塾業界の抱えている
具体的な問題点・課題点について
踏み込んでいきます。
本当は今日書きたかったんですが、
思いが先走ってしまったので、
次回以降書いていきますね!
では、
金子