金子です。
いつもブログを
読んでいただき感謝です。
たくさんのコメントをいただきました。
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金子さん、ありがとうございます!!
私の思っていたこと、
そのまま言語化してくださった感じです!
私はある起業塾に半年ほどいました。
そこで言われたことは「相互支援」。
「君たちのような中小零細はそれしか手がない!」とも。
代表の伝えたい意味がどこにあるのかはわかりませんが、
会員は素直に受け取り、
相手のビジネスや理念、ビジョンを深く理解することなく、
SNSで相互宣伝活動をし、仲間だからと無条件で応援していました。
そんな状態に嫌気がさして、その塾はやめました。
今の私には想いしかなく、学びながらトライ&エラーです。
そして思います、起業なんてやるもんじゃない、と。
それでも私は我が子のために、今の日本が今のままだと困るので、闘い続けます!
(みつえ様)
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ご感想ありがとうございます!
みつえさんの言うこと、すごく
わかります。
確かに、
「相互支援」というのは、大事です。
ただ、
「中小零細にはそれしかない」
というのは、どうしてそうなるのか
甚だ疑問です。
もし、
相互支援しか方法がなく
なってしまうのだとしたら、
それは、そもそも、
昨日のメルマガでいう「戦略」の部分が
弱いか、ないからだと思うんですよね。
「戦略」が練られていれば、
たとえ一人であったとしても、
結果を出すことはできます。
それが「戦略」がある
ということです。
起業塾の講師なら、
しっかり勝てる「戦略」を
教える必要があるのでは?
正直そう思ってしまいます。
まあ、この文面だけを読んで
感じたことなので、
実際にはしっかり戦略部分を伝えている
講座なのかもしれませんが。。
誤解がないようにしておきたいのが、
ぼくがいいたいのは、
相互支援やアフィリエイトが
悪いと言いたいわけではない
ということです。
ほんとうにその商品やサービスが
よいなら、お願いされなくても、
勝手に紹介やシェアをするもの。
アフィリエイトにしても、
義務とか義理とか付き合いとか
会のルールとか、
そういう形で使われるものじゃなく、
よいものなら、
もっと自然に機能するということです。
義理や付き合いや
売り手側の相互メリットによって、
相互紹介やアフィリエイトが
まかりとおってしまっていることが
おかしいわけです。
といったところで、
やるひとはやるし、
やめろといっても
やめるものでもないので、
そこは本人の選択だと思ってます。
でも、
相互支援やアフィリエイトに
依存して売上をつくってしまうと、
それをやらなくなったら
売上がなくなってしまうという
状況になるので、
やめたくても
やめられないという
苦しい状況になります。
かつてのぼくがそうでした。
これってほんと苦しいです。
好きでもないひとのことを
大絶賛するわけなので、
汚い言葉になってしまうけど、
ヘドが出そうな気分になりました(>_<)
そこまでしないと
成り立たないビジネスなんて、
「フェイク」でしかない。
ぼくはそう思って、
たとえ売上が下がっても、
そういうフェイクビジネスをして、
自分を偽り、尊厳を傷つけるのは
もうよそう。
とおもったんですね。
こう書くと、
きれいごとのように感じるかもしれません。
「泥臭いことをして結果を出すのが
ビジネスじゃないか。」
「なにかっこのよいことを言って」
そう思うひともいていいと思います。
これは、
個人の価値観なので、
「ぼくは嫌だった。
だからやめました。」
ただ、それだけです。
「結果が出るなら、
それでいいじゃないか。」
という考え方の方は、
それでいいとおもうんです。
でも、
そのやり方で、
苦しくなっているというなら、
それはあなたには合ってない、
というだけのこと。
ぼくは自分らしさを
失ってまで、
ビジネスで結果を
出したいとは思いません。
結果を出せても、
自分らしくいられないときは、
別人格の自分が演じているようで
苦しくてしかたがなかったから、
もうそうなりたくはない。
ただ、それだけです。
自分らしい世界を創ることで
ひとが集まる。
これが、
ぼくの信条だし、
これからもそう。
そして、それが、
ぼくがいっている
世界観マーケティング。
想いと戦略。
これらを自然な形で
ブレンドする。
それを目指すのが、
世界観マーケティングです。
次の返信メールを
紹介します。
一部特定ができないように
編集してます。
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私は、いろいろ想いはあるのですが、
自分で言うのもですが、
自分が想うほど、共感してくれる人なんて
そうそういないのではないか、
といつも孤独感を感じています。
ゆえに、流行りの媒体を使って、
コツコツやっても、本当に
ブレークスルーすることなんて
あるのか?
正直、商売に対して、気力が
どんどん減ってきてる気がしています。
金子さんのおっしゃる
想いと戦略
まさにその通りだと想います。
腹からまずは自分の可能性を
少しでも絶やすことなく、
コツコツやれない人間は
商売できないですか?
日々売り上げを上げても
借金返済にほとんど持っていかれる
毎日をときに苦痛に感じることも
しばしばです。
こんな心境の人間にも
金子さんのメルマガから
一筋の光も、是非感じていきたいと
素直に思いました。
つらつらと失礼しました。
心に響いたので、感謝の想いを
伝えたいな、と想いメールいたしました。
HH様
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ご感想ありがとうございます!
「自分が想うほど、共感してくれる人なんて
そうそういないのではないか」
とありますが、これは、
すごくよくわかる心情です。
ぼくも、
自分の想いに、
いったいどれくらいのひとが
共感してくれているのか、
不安になるときがあります。
こうしてブログを
書いているとき、
たまに、
宇宙の巨大空間に
たった一人投げ出されて
しまったかのような
孤独を感じることがあります。
こんなことを書いて
いったいなんになるのか。
そうおもったことは
数知れません。
ブログを書くのが
苦しくなって
もうやめたいとおもったことも
星の数ほどありました。
それくらい、
書いていて
魂が締め付けられるときが
あります。
それでも
なんで書いているのか。
仕事だから。
集客のため。
ファンを増やすため。
といった、
「戦略軸」の理由も
もちろんあるし、
自分の想いを
届けたいという
「想い軸」の理由もあります。
でも、ほんとうの理由は、
もしかしたら、
「自分を失わないため」
なのかもしれません。
自分自身の本質(コア)と
つながり、
自分のほんとうの気持ちや
感情と、接続することで、
自分を失わないで
いられているのかもしれません。
僕はブログ・メルマガ以外に、
毎日、ノートに自分の
思考や感情を書いています。
書くことによって、
自分のことを、
客観的に観ることができるんです。
そうしないと、
脳内の雑念やら
耳から入るノイズやら
目がキャッチする
ちかちかする余計な映像やらが
僕のなかの静寂をかきまわし、
秩序を乱し、平常心を惑わす。
なにが本心で本音なのか、
すぐ分断され、見失ってしまう。
だから、
書くことによって、
自分を必死につなぎとめているんです。
僕がこうしてブログを
続けられているのは、
他の誰のためでもなく、
自分のためなんだと思います。
だから、僕は、
書くことを勧めたいんですね。
誰かのためにという高尚な
理念も大事ですが、
書くことの効用は、
ひとに役に立つ
ということだけじゃない。
自分の思考を深め、
自分の本質を思い出し、
自分の願いを確認するため、
つまり、
自分が自分自身でいられるための
瞑想や呼吸法、マインドフルネス
などと同じような、
一種の儀式でもあるのではないか
と思っています。
だから、
書くというのは、
想いが 定まってから
書かなくてもいいと思うんです。
書いていくうちに、
自分のことがよくわかるようになり、
想いも形になっていく。
「想いを彫刻する」
といった感じでしょうか。
なんの変哲もない石のなかに
対象をイメージし、
外側の部分を丁寧に削り取っていく。
書くというのは、
そんな彫刻の作業と
似ているなと思います。
ぜひあなたの想いを
書くことで彫刻してほしい。
そう思っています。
では、また^^
金子