多くの専門家がコンセプトをつくれない​理由

多くの専門家がコンセプトをつくれない​理由

金子です。

朝、newspicsで面白いニュースを見つけました。

「ゲイツも支援、動物細胞から人工肉を培養するメンフィス・ミーツ」
https://newspicks.com/news/2472800/body/

「30年もすれば、われわれ人間が動物を殺す必要はもはやなくなり、
すべての肉はクリーンか、植物ベースのいずれかになり、いまと変わらない味がし、
誰にとってもいまよりはるかに健康的になるとわたしは確信している」
byリチャード・ブランソン

ということらしい。
技術的には可能ということだが、健康面での安全はどうなのか?気になるところ。

「社会意識の高い小売スタートアップ数社を支援」
とあるように、今までのように単に儲かりそうだからという理由だけでは
お金が集まらなくなっている時代になっているということ。

そして、
これからは社会の問題に取り組む
ソーシャルシフト系の会社に
お金が集まる傾向がより強まるということなのだと思っています。

これはなにも大きな企業だけではなく、
ぼくらのような個人で専門家型ビジネスをやっている
インディペンデントやマイクロ起業家も例外ではありません。

「結果が出るよ。」「簡単に儲かるよ。」「すぐ成果出せるよ。」

ということだけで、 人の感情が動かない。

んな時代になりつつあるから。

これはコンセプトメイキングのKSF(要諦)もシフトするということ。

結果=証拠。これ以上に強い説得力はない。
でも、冷静になって見渡してみれば、どこもかしこも結果を声高に主張している宣伝文句ばかり。
これではもう人は集まらない。

理由は単純。

「結果」のみ伝えられても、心が踊らないからだ。

どんなに優れたコンテンツや技術があったとしても、
ひとの感情を動かせるコンセプトを持たなければあまたいる競合のなかで選ばれることは難しい。

つまり、コンテンツ力ではなく、「コンセプト力」の時代が来るということ。

というより、すでにそうなってきているというのが僕の感覚です。

USPやポジショニングが決まっても
コンセプトがつくれないために集客できないという方が
最近になって急激に増えているなと感じています。

そう、多くのひとがコンセプトづくりに悩んでいるんですよね。

では、どうして、多くのひとがコンセプトをつくれないのか?

その理由はすごく単純。

そもそも「コンセプト」というものがなんなのか?

これが自分のなかでつかめていないから。

「コンセプトとはなんですか?」

と聞かれて、明確に答えられますか?

これが明確に答えられるひとは

そこまで多くないと思います。

マーケティングの専門家と名乗るひとたちのなかでも

少ないのでは?とおもいます。

それほどコンセプトというのは、

あいまいでつかみにくい概念だということなんですね。

よく言われるのが、

「企画の背骨」とか、
「企画全体をを串刺しにする方向性」

というものです。

クリエイターのなかでは、
「企画のへそ」という言い方を
するひとたちもいますね。

へそ=中心=核

つまり、
「企画の核となるもの」
ということ。

これは確かに、
そのとおり。

でも、
企画の本質をとらえてはいません。

企画の背骨、へそ

というのは、

企画の本質というよりも、

あくまでも企画の「主要な機能」の1つ

といっていいかもしれないですね。

これだと、漠然としていて概念的なので、

いざコンセプトを作ろうとするときの

方向感がつかめないんです。

では、コンセプトの本質とはなにか?

コンセプトの本質は、

シンプルにいえば「新しい方向を示す灯台のようなもの」

灯台というのは、
行き先(帰る方向)を示してくれる。

コンセプトもそれと同じように、

行き先を示してくれるものなんです。

例えば、

スターバックスのコンセプトはなんだか知っていますか?

聞いたことがあるかもしれませんが、

「サードプレイス」

というコンセプトです。

「サードプレイス」とはなにかというと、
直訳すれば「第三の場所」。

なにが第三なの?
第一、第二はなんなの?

と思いますよね。

第一の場所が「家」

第二の場所が「職場」

スターバックスは、

そのどちらでもない、

「第三のくつろげる場所」をつくろうという「方向感」を持って

空間・商品・サービスを提供しているということ。

当時、全国チェーンの喫茶店は、

「回転率を上げて収益を増やす」という戦略のところが多かった。

当然、席も小さい。

居心地がよくないからすぐに出たくなる。

それが回転率を高めるための装置だった。

ところが、
スタバは「くつろげる第三の場所」をつくろうとした。

ゆったり座れるソファーを置き、

席と席の間隔を広くして、

時間制限を設けないようにした。(今は店舗によって制限をつけているところもありますね)

くつろげればいい。

だから、
味が最高に美味しくなくてもいいわけです。

サンドイッチにしても、
コーヒーにしても、
今でこそ美味しくなってきましたが、
できた当初は評判が悪かった。

でも、どうしてスタバに人が集まるのか。

それはなんとなく「くつろげる」から。

「第三の場所」というコンセプトが

スターバックスにひとを集め続けているわけです。

コンセプトをつくるうえで大事なことは、

奇抜なことでも、

目新しいことでもない。

ユーザーが
「進むべき方向感」がわかるということが大事。

これは僕たちのような専門家ビジネスも同じ。

他との違いばかりを強調する「差別化」を
しても、ユーザー(お客様)に新たな方向感を示す
コンセプトがなければ、
ユーザーの感情は動かない。

この視点を持ちながら、
急激に成長している企業を見ると
おもしろいです。

バルミューダの扇風機は
どうして大ヒットしたのか?

それは、
「そよ風のような風を体感させたい」
というコンセプトがあったからですね。

これまでの扇風機では
得られなかった体感。

この新しい方向感が
ファンに支持されたわけです。

もちろん、デザイン性にも
優れていたので、
アイコンとしてもパワーがあります。

相場が5000円くらいの市場に、
3万円を超える価格の扇風機を投入し、
バカ売れさせる。

これがコンセプトの力です。

今日のポイントは、

コンセプトをつくる前に、

まず、
「コンセプトとはなにか?」

これをきちんと把握するということ。

これからはコンテンツだけでは選ばれない時代。

ユーザーをひきつけるコンセプトを
生み出しつづけるクリエイティブな起業家が
選ばれていく。そんな時代になっていくと思います。

では今日も素晴らしい1日を
クリエイトしましょう^^

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