挫折しそうになったときに思い出したい1つのこと

『セミナービジネス解体新書』

 

金子です。

 

講座や個別のプロデュースを含めると
僕が今直接関わっているクライアントさんは、
50名ほどいらっしゃいます。

 

みなさん、
自分の可能性を拡大するべく

これまでの慣れ親しんだ
やり方やあり方を変え、

新しい未知の分野に
挑戦をしています。

 

僕がクライアントさんたちに
示している道は、
けっして楽なものではありません。

 

彼らの可能性を
フルに活用しないと
実現できないような
大きなビジョンに向かって、
いっしょに進んでいる感覚です。

なかには、
自分のやろうとしていることが
大きすぎて足がすくんでしまう方も
少なくありません。

 

先日も、
クライアントのAさんから、
こんなメッセージが届きました。

 

今、全然前に進んでいない気がします。

もういい加減、こんな自分にも嫌気がさしてきます。
多分私が迷ったり、ブレているからだと思うのです。

他のスゴい人のページを見ては
「うわ、すごい」となっているんだと思うのです。

今やっていることをもっと
深堀したほうがいいんじゃないか

何か大きな事、難しいことを
しようとしているんじゃないか

こうやって動きが止まっている間
売上がほとんど上がっていません。

それがまた焦りを創りだしているのだと思うのです。

※一部編集してます。

 

大きなことにチャレンジを
しているとき、
ひとは“怖れ”
という感情を抱きます。

 

周りが自分よりも
優れているように見え、
自信を喪失したりもします。

 

これまで積み上げてきた
努力も忘れ、
夢中で注いできた情熱や
一念発起した覚悟も
一瞬にして消失したり。。。

 

立ちはだかる
山が険しすぎて
無理かもしれないと
無力感に襲われることもあります。

 

こうなったとき、
人はその場から逃げる
“正当な理由”が欲しくなります。

自分には実力がないから・・・

あの人よりも劣っているから・・・

実績も経験もないから・・・

中途半端なものを提供して
お客様に迷惑をかけたらいけないから・・・

いろいろな理由を見つけて、
仕方がなかったんだと
自分に言い聞かせようとするのです。

 

誰にでも逃げたくなる時って
あると思います。

逃げることは悪いことでも
なんでもありません。

人間にはキャパシティ(限界値)
というものがあります。

キャパシティ以上の
ものを背負い、抱え込むと
風船のように
ストレスが膨れ上がり、
それでもやがて爆発してしまいます。

 

そうならないように
逃げるという選択は
決して間違っていません。

“自分自身が納得できる”
選択なのであれば、
どんどん逃げたらよいのです。

 

ただ、1つ言えることは、
“逃げたい”と思うとき、

それは、
“試されているとき”
でもあるということです。

 

なにを試されているのか?

 

それは、
あなたの“覚悟”です。

 

あきらめなさいと言われて
すんなりと“はい、わかりました”
とあきらめられるようなら、

“その程度の覚悟”だった
ということです。

 

それを実力がないとか
実績がないとか
無名だからとか
機が熟してないからとか
周りのほうが優秀だからとか
いろんな理由を持ち出してきて
ごかましているだけなのです。

 

結局は、
自分自身の覚悟が
決まっていなかった
だけなんですね。

 

 

そして、
もう1つ大事なことがあります。

 

“100%無理なことなら、
そもそも挑戦しようとすら
していないだろうし、

逃げたいのなら、
とっくの昔に逃げているはず”

だということです。

 

つまり、
挑戦をしようとした時点で、

どこかで“自分はできる”
という気持ちがあったという
ことです。

 

その気持ちが
いつの間にか薄れていき、

信じられなくなって
しまった結果、

不安や怖れ
焦りや無力感といった感情に

“つけ入る隙”を
与えてしまった
ということなんだと思います。

 

つまり、

“挫けそうになる”
“あきらめたくない”
という心理現象は

能力や経験の問題ではなく、
“意志”の問題だということです。

 

「will power」
という英語があります。

日本語にすると
「意志の力」。

 

なにかにチャレンジして、
成功するひとたちと、

途中であきらめてしまう
もしくは、そもそも
チャレンジすらしない
というひとの違いは、

才能でも実力でも
身長でも容姿でも
生まれでも運勢でもありません。

 

もちろん多少は
関係があるかもしれませんが、
決定的な違いを左右する要因ではありません。

 

この両者を決定的に
分かつものは、
「意志の力」なのです。

 

挫けそうになるときこそ、
あなたの意志が試されています。

成否をわけるY字路に
さしかかっているとも言えます。

冒頭のAさんも
まさしくY字路を
目の前にしていたのですね。

 

そんなAさんに対して、
あなただったら、
どんな言葉を送りますか?

僕はこんな返信をしました。

 

いいところにいますね、Aさん。

競合サイトを見る
“本質的な”目的はなんでしょうか?

ライバルに勝つか負けるかということが
行動の“基準”になっていませんか?

Aさんがやりたいこと・実現したいことは、
ライバルに勝ることですか?

新しいことにチャレンジする
というのは怖いものですよね。

怖いからといって、すんなりとやめられるほど
Aさんの想いは弱いものなんですか?

ここでやめた自分や未来を想像できますか?

別の誰かになろうとしていませんか?

もし今の自分がクライアントだったら、
なんといってあげますか?

逃げる理由なんて探せば
いくらでもあるとおもいませんか?

自信というのは、
不安がない状態ではありません。

なにもやらないうちから自信なんてできません。

自信は“気がついたら生まれているもの”であって、
つくろうとしてできるものでは“ありません”。

ぼくからいまどんな言葉を
かけてもらうのを待っていますか?

Aさんはすごくいいところにいるとおもいますよ。

 

Aさんは、
ここで伸びるかどうかが決まる。

そんな想いでこのメッセージを
送りました。

 

Aさんからは、
そのあとすぐに、

“金子さん、ありがとうございます!
泣きそうです!
もうひと頑張りします!!”

という返信が返ってきています。

 

「挫(くじ)ける」という字は、
心が「折」れ、
地面に「座」ると書きます。

もし挫けてしまったら、
心を休めて、意志の力を
取り戻し、
また立ち上がればいい。

 

挫けそうになるとき、
それは、
あなたが試されているときであり、
大きな飛躍の前兆(サイン)です。

だから、
未来は明るいのです。

 

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