金子です。
こんにちは!
これはかれこれ20年以上も
昔の話ですが、
大学受験でどうしても
苦手な科目がありました。
その科目を克服しなければ、
第一志望の大学には
合格できません。。。
その科目とは、
小論文です。
当時の僕は、
文章を書くのが
極度に苦手だったのです。
また、
読解力というものが
極度に弱かった。
現代文のテストで、
「このときの主人公の
気持ちを次のなかから選べ」
という質問はだいたい外れ・・・。
そんな僕が、小論文なんて
できるようになるはずがない・・・。
心のなかでは、半ばそう、
あきらめかけていました。
そんなとき
転機が訪れます。
駿台予備校の小論文対策講座を
受講したことがきっかけで、
それまで小論文が
大の苦手だった僕が、
一転して、得意科目になったのです。
その理由は、すごく
シンプルでした。
「添削」です。
駿台の名物先生のような先生が、
生徒の書いた小論文を
直接添削して返して
くれたんです。
そのフィードバックが
まあ的確で腑に落ちること落ちること^^;
今まで書いてきた文章の
どこがどうダメだったのかが、
はっきりつかめたのです。
僕は、
与えられたお題の文章を
どう読み込み、
自分の考えを整理し、
論理的に文章を構成する
という小論文の取り組み方を
根底から間違っていたということに
気がつくことができました。
この添削によって、
僕の小論文の書き方は
劇的に変わったのです。
我流でやっても
まったく伸びなかったのも
原因はすごく単純。
考え方・やり方が
根本から間違っていたからです。
物事がなかなかうまくいかないとき、
考え方・やり方が間違っている
というときがほとんどなんですよね。
その原因がわからない限りは、
できないループから抜け出すことは
難しい。
なぜ、難しいのかというと、
解決するための方法を
持ち合わせていないからです。
人間は未体験のものについては、
脳内のデータベースには正解がないので、
当然、答えを引き出すことができない。
この脳内のデータベースのことを
「参照枠」といいます。
「参照枠」がないものは、
どんなにがんばっても、
いくら考えても、脳の構造上、
解決できないようになっているんですね。
僕が小論文を苦手としていたのも、
まさしく「参照枠」がなかったからです。
しかし、駿台の小論文講座に行くことで、
この「参照枠」を得ることができたわけです。
そして、間違っているところを、
添削で修正していくことができたんですね。
つまり、物事を習得したり、
上達したりするために
必要な鍵は2つです。
1つは「参照枠」
「どうすればうまくいくか」
「なぜうまくいかないか」
という情報です。
そして、もう1つが
「フィードバック」です。
セオリーを学んで、
セオリーどおりにやっても、
うまくいかないことがあります。
それは、
考え方ややり方が
どこかずれているからです。
そのズレを、
自分で気がつければ問題は
起こらないんですが、
自分のことになると
人間にはどうしても
「盲点」というものができて
しまいます。
だからこそ、
そのズレを指摘(フィードバック)
してくれる環境が重要なんですね。
これは、
セミナーについても
まったく同じことが言えます。
多くのセミナーは、
ノウハウや成功法則などの
「参照枠」は大量に
教えてくれます。
しかし、
ノウハウどおりに
実践して、結果を
出せる人の割合は
1割か2割ほど。
一部のセンスのよい人たちだけが、
結果を出して、それ以外の人は、
結果を出せないというのが現実です。
その理由は、
単純です。
やっていることが、
本質からズレて
しまっているからです。
そして、
本人はズレていることに
気がついていない。
さらに、そのズレを
指摘してくれる
「フィードバックの環境」
がない。
これが、
多くのセミナーで、
結果を出せないひとを
生み出してしまっている
根本の原因だと思っています。
弊社が今年の春に
開催したセミナーセールスの
実践講座では、受講生8名中
8名が全員高額商品を販売
することに成功しました。
成約率も30%から60%
という高い数字を達成されています。
世の中の高額塾の多くが、
結果を出す受講生を1割ほどしか
出せないなかで、
なぜ受講生の全員が、
結果を出しているのか。
その理由は
いうまでもなく、
「フィードバック」です。
講座の流れは
ざっくり言うと、こうです。
まず、
正攻法(セオリー)を伝える。
このとき、
テンプレートを渡しています。
余計なことを考えなくても
済むように、穴埋め式の
ワークシートを用意してます。
極力遠回りしたり、
時間を無駄にしないような
設計にしてます。
セオリーを学んだら、
今度は、
そのワークシートに
取り組んでいただく。
そして、
そのアウトプットを
共有してもらい、
「ズレ」があったら
その場でフィードバック
していきます。
受講生さんの
ファーストアウトプットは
だいたい穴やズレが多く
あります。
もし、そのまま
ズレたままで行動していっても
結果にはつながらないわけです。
しかし、
早めにそのズレを修正できるので、
結果まで最短かつ確実に到達
することができるんですね。
僕は講座運営を9年ほど
やってきていますが、
受講生さんの成功確率の鍵は、
「フィードバックの環境」を
いかに作れるかにかかっている
というのが僕の結論です。
もし、あなたが起業塾や高額塾を
選ぶなら、この「フィードバックの環境」が
整っているか、ぜひ確認してみてほしいです。
ここからは、
弊社のビジネススクールの宣伝と
なってしまいますが、
来月の中旬から開校する
オンラインビジネススクールでは、
このフィードバックの環境に
こだわり抜きました。
NASAのプロセス管理を
ベースにしている
大手の予備校の学習モデルを
徹底してモデリングして設計しました。
誰が、
どういうタイミングで、
どのようなフィードバックをすれば、
生徒さんに間違いやズレを修正してもらえて、
最短で確実に結果まで到達してもらえるのか、
考え抜いてつくっています。
起業家養成の教育機関では、
やっているところは
まだないのではと思います。
長くなったので、
詳しくはまたあらためて
紹介していこうとおもいます^^
次回につづく。
金子