金子です。
ゴールデンウィークも
後半にさしかかりました。
金子は、
いつもどおり、
パソコンで仕事をしています。
最近、セールス特集ということで
記事を書いていますが、
こんな質問をいただきました。
「金子さんのセールスの記事は
とても勉強になります。
もともとはどこでセールスを
学ばれたんですか?」
というご質問です。
今こうして
セールスについて、
体系的に説明できるのは、
前職の会社
ウィルソン・ラーニングが、
もともとセールストレーニングの
会社だったためです。
そのなかでも代表的な
「カウンセラーセールス」
というセールストレーニングの
プログラムは、
実は1960年代に作られています。
創業者のラリー・ウィルソンは、
もともとはプルデンシャル生命の
トップセールスでした。
当時、史上最年少の29歳で、
保険業界の頂点である、
MDRTに認定されるくらい、
セールスが得意だった人間です。
その頃から
ラリーは、周りから
こんなことを聴かれることが
多くなっていきます。
「ラリー、
どうして君はそんなに
契約を取れるんだい?」
この質問に対して、
ラリーは自分がやっていることを
的確に説明することが
できませんでした。
そこから彼が
やったことが面白いんです。
ミネソタ大学の心理学の教授に
協力をしてもらい、
自分が営業で
やっている行動のすべてを
分析してもらったんですね。
そして、、、、
自分がやったことを
うまく整理できたら、
売れないセールスマンたちを
助けられる・・・・
そう思ったラリーは、
なんと、
生命保険のトップセールスという
身分を捨て、
セールストレーニングの
会社を設立してしまったんですね。
面白いひとですよね。
そして、
彼の成功モデルを、
営業トレーニングに
体系化したのが、
「セールス・ソニック」
というプログラムでした。
今でこそ、
セールスのやり方やマインドを
心理学の観点で説明したものは
多くありますが、
当時1960年代では、
彼が作ったセールスプログラム
以外に他にありませんでした。
日本には、
1981年に参入。
当時、
ここまで体系化された
営業トレーニングは
なかったため、
トヨタやIBM、
住友銀行(当時)など、
大手企業もこぞって
導入していきました。
金子は、
このウィルソン・ラーニング
という会社で、
たくさんのことを
学ばせていただきました。
営業のいろは・・・
セミナー講師としての立ち居振る舞い・・・
セミナーの作り方・・・
etc,,,,
今書いている
セールス特集も、
ウィルソンで学んだものが
ベースになっています。
金子が、
セミナーを作るのが
得意となったのも、
ひとに教えることが
好きになったのも、
わかりやすく伝える
文章を書けるように
なったのも、
前職時代の経験が
大きかったと思っています。
そういう意味で、
今やっている仕事は、
ぼくにとっての
天職なんだなと
しみじみ思いますね^^
今日は、
金子の原点の話を
させていただきました。
今やっている仕事の
「原点」を思い返す・・・・
改めて大切だなと
思います。
セールス特集の続きは、
また次回からお話しますね。
それでは、また
アップします。
■質問フォームにたくさんの
お便りが届いています。
4月30日(水)までという
期限でしたが、
セールスのテーマが、
思った以上に好評なので、
このセールス特集が完結するまで、
開放しておきますね。
たくさんの質問、反応を楽しみにしています^^
追伸、、、
トヨタの業績がぶっちぎりです。
過去最高益、、、、
本当にすごいです。
トヨタという会社は、
いかなる時代も進化するという
DNAと企業文化がありますよね。
ちょうどテレビでもトヨタ創業の物語が
「リーダーズ」という番組で放送され、
話題になっていました。
このドラマのなかで、
豊田喜一郎のモデルとなっている
愛知左一郎が、
工場の作業員たちに語りかける台詞が
しびれました。。。
「このままでは日本の自動車産業は
外国車に占領されてしまう・・・・
国益のためにも、
誰かが始めなければならない・・・・
必要なのは、「覚悟」だ!」
このビジョンがあったからこそ、
ここまで強い企業に進化し続けているんですね。
トヨタ式経営の導入を手がける
石井住枝さんによれば、
トヨタの経営ノウハウについては、
「カイゼン」など
いろいろなものが出ていますが、
導入するとなると失敗するケースも
たくさんあるようです。
石井さんの勉強会に参加すると、
トヨタの強さやトヨタ式経営が
よくわかりますよ^^
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