昨日は、
「独自性のパラドックス」の話を
しました。
USPは独自性が大事。
だけれども、
どんなに独自性があっても、
それだけでお客様から
選ばれるわけではありません。
では、独自性があっても、
なぜ、
選ばれないのか、、、
今日はこの話の続きです。
ちょっと深い話になると思います。
昨日も書いたように、
多くの人にとって、
自分の独自性を考えるときに、
同時にある特定の意識が
働いてしまうんです。
この意識がある限りは、
起業家として
「売れる」ことはありません。
どんなに努力しても、
どんなに専門性を磨いても、
どんなにマーケティングを学んでも、
どんなに素晴らしい商品が
あったとしても、、、です。
それでは、
その「独自性を考えるときに、
同時に働いてしまう意識」
とはいったいどんな意識なのか、、、、
それは、
「自分目線の意識」です。
つまり、
「自分のことしか
見えなくなってしまっている意識」
です。
「視野狭窄(きょうさく)」
とも言いますよね。
どういうことかというと、
自分のなにが独自のウリなのかを
考えるときに、
ぼんやりと
自分のウリってなんなんだろうな・・・
と考えることが「自分目線」に
なってしまっているのです。
漠然と考えても、
自分のウリは見えてきません。
でも、
自分のウリがわからないと
いっている方のほとんどが、
自分の頭に頼り、
自分の思考のなかで、
自分のウリを見つけようとしています。
これでは、
いっこうに自分のウリなんて
見つかりません。
理由は単純。
自分のことしか
考えられていないからです。
海外に旅行に行くと、
日本の良さをあらためて
よくわかったりしますよね。
もし、
海外に行った経験がなければ、
日本にいることが当たり前に
なってしまっているので、
日本の良さをあらたまって
感じないかもしれません。
海外にいって、
日本との差を体験するからこそ、
日本が客観的に見えていくるわけです。
接客の素晴らしさ、
トイレの清潔さ、治安の良さなどなど・・・
この日本に住むことが
どれだけ恵まれているかは、
日本にいると見えなくなってしまうもの。
これと同じで、
自分という対象は、
自分にフォーカスするだけでは、
盲点が発生して、
見えなくなってしまうのです。
ですから、
自分のウリはなにかを
自分の感覚や自分の思考だけで
考えようとしても、
盲点の迷路にはまってしまい、
自分のウリにはいっこうに
たどり着かないという結末をたどる
ということがほとんどでしょう。
USPを見つけることの
ポイントはなにかというと、
ずばり「客観性」です。
客観性がなければ、
自分のUSPを作ることは
難しい・・・
これが僕の現時点の結論
なんですね。
独自性を追求すると、
どうしても主観がつきまといます。
独自性と客観性の先に、
強力なUSPが誕生するのです。
自分の独自性という「ウリ」を
打ち出すだけでは、
お客さまの「引き」にはなりません。
商売を繁盛させるには、
「ウリ」と「引き」と
両方が必要です。
そして、
「ウリ」が「引き」につながるには、
なによりも
「客観性」が問われるのですね。
さらにいえば、
伸びていく起業家さんと
伸びない起業家さんの違いも、
この「客観性」にあると、
僕は確信しています。
客観性なきビジネスは
お客様から選ばれることは
ほぼありません。
では、
この客観性とは、
いったいどういうものなのか?
ビジネスにおける客観性、
USPをつくるときに求められる客観性とは
いったいどのようなものなのか?
あなたなりの考え、ご意見を
ぜひ以下のアンケートに投稿してみてください。
思考の客観性を養うための
いい訓練になりますよ^^
つづく
・・・・・
今日は、
このあと原稿の赤入れを
集中しておこないます^^
みなさんも、
素敵な1日をお過ごしください^^
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株式会社ATLUCK 代表取締役 金子欽致