『黒澤明の「生きる」を観たことがありますか?』

金子です。

黒澤明の映画のなかで
「生きる」という作品が
あります。

金子が大学生の頃に、
レンタルビデオで
観た映画です。

黒澤作品といえば、
「七人の侍」
「赤ひげ」
「影武者」などの
武士ものが有名ですが、

他にも名作が
たくさんあります。

「生きる」も
そのうちの1つです。

こんな作品です。

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市役所の市民課長・渡辺は30年間無欠勤、
事なかれ主義の模範的役人。

ある日、渡辺は自分が胃癌で
余命幾ばくもないと知る。

絶望に陥った渡辺は、
歓楽街をさまよい飲み慣れない酒を飲む。

自分の人生とは一体何だったのか……。

渡辺は人間が本当に生きるという
ことの意味を考え始め、そして、
初めて真剣に役所の申請書類に目を通す。

そこで彼の目に留まったのが市民から
出されていた下水溜まりの埋め立てと
小公園建設に関する陳情書だった。

この作品は非人間的な官僚主義を痛烈に批判するとともに、
人間が生きることについての哲学をも示した名作である。
(映画.comより)
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実はこの「生きる」は
今新宿のTOHOシネマズで
リバイバル上映しています。

先日偶然見つけて、
ちょうど時間が合ったので
観に行ったんですね。

この映画を
観たのは、
19年前。。。

学生の頃は、
この作品の
メッセージが
よく分からなかったのですが、

今観てみると、
まったく受ける印象が
変わってしまいましたね。

まず、
感じたことは、

漫然と生きていては、
人生あっという間に
時間が過ぎ去ってしまう
ということでした。

金子は
起業したのが2009年ですから、
起業家人生は
かれこれ7年になります。

この7年は本当に
濃縮濃厚でした。

周りからみたら
順調のように思われている
のかもしれませんが、
けっして順風満帆では
ありませんでした。

何度も壁にぶちあたり、
挫折を繰り返して、
それを乗り越えて
今に至っています。

自分なりには、
努力をして
やってきたという
自覚はあります。

ただ、
だからといって、
この7年間を
振り返ってみて、

本当に生ききっていたのか
と言われたら、
100%YESとは
言い切れない自分がいます。

「生きる」に登場する
渡辺は自分の余命が半年と知って、
生きることの意味を
真剣に考え始め、

それまでの生き方、
仕事の仕方を無我夢中で
変えていきます。

その生き様に、
思わず心打たれました。

人間はいつからでも、
変わることができるのだと。。

そして、
自分のこれからの人生を
どう生きていくかを
深く考えさせられた作品
となりました。

映画館で観る必要は
ないとは思いますが、
レンタルでもいいので、
観ていただくといい名作だなと
思います。
http://eiga.com/movie/4446/

 

では、また。

金子

 

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■金子のコラム執筆

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http://toyokeizai.net/articles/-/101192

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http://toyokeizai.net/articles/-/105222

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http://toyokeizai.net/articles/-/108327

【4】会社員が「才能」をおカネに換える方法
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http://toyokeizai.net/articles/-/111079
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株式会社ATLUCK 代表取締役 金子欽致

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