金子です。
前回のつづき、
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これからの時代のセミナー講師のあり方
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について深堀します。
前回までのバックナンバーはこちらです。
(1)『これからの時代のセミナー講師のあり方とは?』
http://kanekoyoshitomo.com/2016/06/10/6070
(2)『受講生が結果を出さないセミナーの共通点【セミナー講師のあり方2】』
http://kanekoyoshitomo.com/2016/06/13/6073
(3)『なぜあなたはセミナー講師をやっているのか?【セミナー講師のあり方3】』
http://kanekoyoshitomo.com/2016/06/14/6077
(4)『ゲーマー的セミナー講師が増えている!?【セミナー講師のあり方4】』
http://kanekoyoshitomo.com/2016/06/15/6079
昨日のメルマガにも
たくさんの反響をいただきました。
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確かにセミナーを受講すると受講生のせいにする講師はいらっしゃいますね。
私も講師をしておりますが、知識・行動レベルの違う受講生に対して同じ教え方は理解度も違いますし、私の場合、ステップを作りハードルを下げる工夫をしています。
飲み込みの早い方はステップを駆け上がりますし、そうでない方は牛歩で進まれますので。
全ての人を同じ期間で成功・達成させようとするのは講師側のエゴだと思います。
基本、スタート時点で受講生のスキル、レベルが違うことを認識できていないからではないでしょうか?
DRMコーチさま
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>スタート時点で受講生のスキル、レベルが違うことを
>認識できていないからではないでしょうか?
そうなんですよね。
このレベルのばらつき感はあるのが自然です。
セミナー講師はここを考慮して
講座の設計をしないといけないんですね。
>私の場合、ステップを作りハードルを下げる工夫をしています。
これはすごく素晴らしい工夫ですね。
「ステップ」を作ることによって、
それぞれのペースで進んでいくことができるようになります。
この「ステップ」を作るというところが、
セミナー講師の腕の見せ所なわけです。
セミナー講師のなかで、
経験談をベースに話す方のほうが
まだまだ多いですが、
経験を聞くだけでは、
実践できない受講生も多いのです。
講師の経験だけを聞いて、
自分に応用できる受講生は
ぼくの経験から見ても
1%から3%くらいとごく少数です。
ですから、
講師自身の経験を
受講生が応用しやすいように、
「原則」「方法論」といったものに落とし込み、
「ステップ」に体系化していく
といった工夫が必要になってきます。
ここができないと、
受講生のなかで結果を出せるひとの割合は
1%から3%
^^^^^^^^^^^^
といった割合になってくるはずです。
セミナー講師の仕事は、
「話す」「伝える」ことではありません。
「受講生に行動を促すこと」です。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
つまり、
セミナー講師が講座を作るときに留意することは、
「なにを話すか?」ではなく、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
「受講生にどういう行動を促したいか?」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ということなんですね。
ポイントは、
常に「相手軸」で講座を設計していく
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ということです。
ここでいう
「相手」というのは、
当然「受講生」のことです。
われわれセミナー講師が
できることは、
せいぜい受講生に
適切な「刺激」を与えるだけ
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
なんです。
どういう刺激を与えたら、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
受講生が行動してくれるのか
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
われわれセミナー講師は、
こういう「相手軸」の視点に立って、
セミナーや講座を設計することが重要です。
コンテンツ設計の際には、
ほかにも多くのポイントがあります。
明日、いくつか重要な
コンテンツ設計のポイントを
紹介したいと思います。
前職が企業の人材開発会社で
8年間、教育プログラムの開発、
研修講師に携わっていたんですが、
その経験が今の仕事に
まるごと生かされているのは
ほんとうに不思議ですよね。
また、
2008年に、
CTIジャパンというコーチ養成機関で
9ヶ月間のリーダーシッププログラムを
受講したんですが、
このときに学んだ、
セミナー講師としての影響力を
生み出す場の作り方やリーダーシップの考え方
が今のぼくの土台を形成してくれています。
その土台のうえに、
コーチングスキルやカウンセリング
NLPなどの心理技法が、
方法論としてのっかっているような感じです。
今、
これらの要素を整理し、
「影響力のあるセミナーリーダーになる方法」
として体系化しているところです。
ぼくの思いとしては、
セミナー講師に携わっている方たちが、
稼ぐことで安住してしまうのではなく、
それぞれの分野での人材育成を担う
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
リーダーになっていってほしい
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
という思いがあるんですよね。
セミナー講師という仕事は、
ひとに影響を与える仕事であり、
世の中に価値を発生させるという意味で、
無限の可能性があるなと思いますね。
だからこそ、
稼ぐと貢献を両立させることのできる
セミナーリーダーを1人でも多く育てたいと
思っています!!
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■「ご感想」もお待ちしております^^
お答えいただいた方には、
最新特典動画:
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■「集客ノウハウ」をもっと知りたい方は
金子の公式ブログに過去5年間の
ノウハウをずらりとまとめています。
↓
http://kanekoyoshitomo.com/
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■金子という人間について知りたい方へ
(1)『僕という人間について(注:エッセイ仕立ての文章)』
http://kanekoyoshitomo.com/2016/04/13/5865
(2)『孤独を愛しているわけではありません。』
http://kanekoyoshitomo.com/2016/04/14/5868
(3)『孤独が姿を現わすとき』
http://kanekoyoshitomo.com/2016/04/15/5888
(4)『起業家の仕事とはなにか?』
http://kanekoyoshitomo.com/2016/04/20/5932
(5)『クリエイティビティには入口がある』
http://kanekoyoshitomo.com/2016/04/21/5936
■金子のコラム執筆
「東洋経済オンライン」
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http://toyokeizai.net/articles/-/101192
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–年収300万円時代を生き抜く「マイクロ起業」–
http://toyokeizai.net/articles/-/105222
【3】誰もが副業で幸せに稼ぐ「才能」を持っている
–「好きなこと」の中にこそ副収入のタネ–
http://toyokeizai.net/articles/-/108327
【4】会社員が「才能」をおカネに換える方法
–まずは少額を受け取ることに慣れよ–
http://toyokeizai.net/articles/-/111079
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大手出版社PHP運営「THE21 ONLINE」
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『なぜ大手企業は「副業」を解禁するのか?』
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