金子です。
私が起業準備をしていた頃に
つけていた起業ノートを
読み返すと、
当時の迷っていた自分が
克明に記録されています。
なにに迷っていたのかというと、
自分が立ち上げるビジネスの
方向性について、です。
「ゼロ to ワン」の時期は、
ビジネスの方向性に迷うもの。
私の主宰している起業塾RISEでも、
はじめて自分のビジネスを
立ち上げる方がたくさんいらっしゃいます。
彼らが最初にぶち当たる壁があります。
それはなにかというと、
「ビジネスの方向性」です。
ここでいうビジネスの方向性
というのは、
・ターゲットとするお客様を誰にするか?
・自分の強み(USP)をどこに置くか?
・目玉となる商品はなにか?
・キャッチコピーや肩書きをどうするか?
といったことです。
彼らと同じように、
多くの「ゼロ to ワン」の方が、
ビジネスの方向性を決めるのに、
迷い、悩むところだと思います。
私もそうでした。
どの方向性で行くか、
ずいぶん悩んだものです。
ただ、幸運なことに、
私の場合、
経済的な余裕がほとんどなく、
迷っている時間はありませんでした。
「幸運なことに」というのは、
もし、経済的にまだ余裕があったなら、
ずっと迷ってしまい、
行動できなかったと思うからです。
とにかくなにかキャッシュになることを
始めないといけない状況でした。
そこで、
私は数ある選択肢のなかから、
3つに絞り込みました。
そして、
徹底的に競合リサーチをしました。
ライバルたちの
セミナーにも参加しました。
なかには5万円以上するセミナーも
ありました。
当時の5万円というのは、
私にとって半月分くらいの
生活費だったので、
勇気が要りましたが、
敵情視察のためと割り切り、
思い切って申し込みました。
ライバルの調査をしていくなかで、
3つの選択肢のうち
2つが消えました。
残るは1つ。。。
この選択肢が、
「これなら絶対うまくいくだろう」
という正解かどうかなんて
まったくわかりませんでした。
しかし、
もはや迷っている余裕などなかったため、
試しにその方向性で動いてみようと
覚悟を決めたのです。
当時の私には
そうするしかなかったんですね。
まず私は、
4種類のセミナーを企画しました。
ある程度の仮説はありましたが、
どういうテーマが当たるか
わからなかったため、
いろいろなテーマでセミナーをやってみて、
見込客のニーズを探ろうとしたんですね。
そして、4つのセミナーを1ヶ月で
テストしたのです。
実際に開催してみて、
反応が良かったのは1つだけでした。
それが、
「セミナーを満員御礼にする
マグネット集客法」
というセミナーでした。
7500円のセミナーでしたが、
23名が申し込んでくださいました。
そして、その後、
2回目、3回目と
このセミナーを開催したところ、
安定して人が集まったので、
セミナー集客という方向性で行くことの
迷いがなくなったのです。
この話のポイントは
どこにあるのかというと、
—————————————-———-
やる前に答えはわからない
—————————————-———-
ということなんですね。
多くのひとは、
やる前に答えを見つけようとします。
言ってみれば、
—————————————-
「答え探し症候群」
—————————————-
です。
でも、
—————————————-
答えは、やってみたあとに
はじめてわかるもの
—————————————-
だと思うんですね。
やってみたときに、
—————————————-
なにがよかったか
なにがよくなかったか
—————————————-
がわかるんです。
結果を出すのが早い人というのは、
最初から正解がわかっているわけではなく、
—————————————-———-———-
「こうすると、きっとこうなるだろう」
という仮説を立てて、
すぐに検証している
—————————————-———-———-
ただ、それだけなんだと思います。
迷っている時間は限りなく少なく、
—————————————-———-———-
テストして振り返って、
軌道修正して、またテスト、、、
このサイクルを高速回転させている
—————————————-———-———-
ただ、それだけなんだと思います。
迷っている時間ほど、
無生産な時間はありません。
「1秒も無駄にしないこと」
これは私のメンターが
言っていた言葉です。
起業家は、
頭で考えるだけではダメで、
手足を動かしてなんぼ。
迷っていても始まりません。
答えはいくつもあります。
テスト!テスト!テスト!
「ゼロ to ワン」は
試行錯誤の連続ですね!!
■ブログのご感想を聴かせてください。
ご回答いただいた方には、、、
—————————————-————————————
【ワークシート】
あなたの究極の強み(USP)をあぶり出す
『33の魔法の質問リスト』
—————————————-————————————
をプレゼントさせていただきます。
1分ほどで回答できます。
集客プロデューサー
高額ビジネス構築の専門家
株式会社ATLUCK 代表取締役 金子欽致