『文章論その11 こうすると途端に文章にリズム感が出ます』

金子です。

昨日の文章論は
反響が大きかった。

感想も投稿も
たくさんいただいた。

昨日のお題はこれ。

・・・

今日、
自宅で
料理をした。

想像していた以上に
うまかった。

・・・

この野暮な文章に、

「登場人物の背景情報を
設定する」

というアレンジを
加えてみるというものだ。

早速、読者から
多くの投稿があった。

今日はそのなかで1つ
「ブルーさん」からの投稿を
取り上げてみたい。

↓ここから

・・・・

今日、自宅で料理をした。

なぜか自宅で料理をした。

今まで一度も作ったことがないのに自宅で料理をした。

実は、それには大きなわけがある。

この間健康診断に行った時の事。。。

コレスレロールが高めだと診断されたのだ。。。

今まで健康そのものだと思っていたのに。。。

この衝撃を世の大人は味わってきたのか、と悟った。

大人になるって、ほろ苦い。。。

ちなみに、想像していた以上にうまかった。

・・・・

この文章を読んで、
いかがだっただろうか。

いいですよね。

テンポよく
最後までスラスラ
読めたのでは?

そして、
「次はどうなるの?」
と思いながら
読み進めたのでは?

ブルーさん作の
この文章には、

短い文章ながら、
ある物語がある。

登場人物は、
健康診断を受け、
コレステロール値が高いと
診断されたことに衝撃を受ける。

人生で初めての料理に
チャレンジするくらいに
大きかったことから、
その衝撃ぶりが
伝わってくる。

ここでおもしろいのは、

この物語が、

「人生初めての料理に
チャレンジして
それがおいしかった」

ということを訴えたい
のではないということだ。

健康診断で
コレステロール値が
高かったことが
いかに衝撃的だったのか。

ここに焦点が
当てられているのである。

料理の話は
メインではないのだ。

ここが変化球が効いて
おもしろいと思う。

また、
この物語は
リズム感があって、
テンポよく読めることに
気がついただろうか?

そのリズム感
理由は、
3つある。

まず、
「一文が短い」
というところ。

すべての文章が
1行で収まっている。

ゆっくり読み上げても
それぞれ4秒以内には読み終える
ことができるだろう。

文章がうまい人は、
無駄な装飾を
ばっさり捨てられるのだ。

では、
無駄な装飾とはなにか。

あってもなくても
全体的に影響の出ない
修飾語のことだ。

具体的には、
副詞や形容詞である。

自分の文章に
自信があれば、

余計なことを言わず、
言いたいことだけに
言葉を用いるはずだ。

自信がないからこそ、
不要な修飾語を持ち出して
しまうのである。

もう1つは、
「リピート」だ。

最初の3行を
もう一度引用してみる。

・・・・

今日、「自宅で料理をした。」

なぜか「自宅で料理をした。」

今まで一度も作ったことがないのに「自宅で料理をした。」

・・・・

「自宅で料理をした。」
が3度登場している。

3回語尾を繰り返すことで、
リズム感が出てきているのだ。

文章にリズム感を
もたらすうえで
語尾のリピートは
非常に効果がある。

そして、
リズム感の秘密の
3つ目は、
物語の冒頭で、
「謎かけ」をしているところだ。

2行目を見てほしい。

「なぜか自宅で料理をした。」

改めて読むと、
さりげなく興味を
惹きつけているのがわかるだろう。

そして、4行目。

「実は、それには大きなわけがある。」

ここで本格的な「謎かけ」を
しているのである。

読み手は、
この行を読んだときから、
謎を解くために
この物語にはまっていく。

さながら
海のなかに
スキューバダイビングする
ダイバーのように。

読者を引き込むなら、
この謎かけは効果的だ。

そして、
この謎がすぐには解けない
謎であればあるほど、
強烈に読者の心を
釘付けにすることができるのである。

これはミステリー小説では
よく使われている常套手段だ。

読んでいくうちに、
だんだんと謎解きのヒントが
現れていく。

そして、そのヒントを集めながら、
その謎の解明に向けて、
一気に最後まで読み進めてしまうのである。

「謎かけと
その解明」

は、文章に、
リズムとテンポを
もたらす。

今回は、健康診断で
コレステロール値が高いという
診断を受けたことが
謎解きだったわけだが、
ここがちょっと惜しかったと思う。

似たような経験を
持っている読み手なら、
共感はする落ちであろう。

だが、「どこかで
聞いたことがある」
というのは、
読み手の感情の変化に
つながらないのだ。

できればここで
予想外であり、
意外性のある落ちを
持ってくることができたら、

最後の読後感が
痛快で爽快なものとなるのである。

とはいいながらも、
ブルーさんの文章は、
リズム感があり、
ドラマ性があり、
素晴らしい。

このまま文章力を磨いていけば、
ファンを増やすことは
いくらでもできるだろう。

さて、
今度はあなたの番だ。

ぜひ、自慢の文章を
投稿してみてほしい。

http://goo.gl/LxodKL

次回につづく. . .

 

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株式会社ATLUCK 代表取締役 金子欽致

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