金子です。
10/26にスタンフォードの西教授が
来日し、特別講演会が開催されます。
20世紀を代表する歴史学者
アーノルド・トインビーは、
「12、13歳までに
民族の神話を学ばなかった民族
は必ず滅びる」
と自国の歴史を知らないこと
に対する警鐘を鳴らしました。
日本人が、
日本の歴史のことを
知らないというのは、
なんとも悲しいですね。
日本が世界情勢のなかで、
どんな局面にあるのか、、、
残念ながらマスコミでは、
真実は報道されていません。
日本人の愛国心が
薄らいでいるのも、
この国がたどってきた
軌跡を知らないから
なのかもしれません。
私自身、
日本の国を
心から愛しています。
しかし、
昔はそれほど日本が
好きではなかったんです。
実際、高校までは、
閉鎖的な日本にいるのがいやで、
海外で仕事がしたいと
本気で思っていましたから。
東京外国語大学に入り、
通訳になるのが夢だったほどです。
日本のことが
ここまで好きになったのは、
やはり、
歴史を知ってからです。
32歳のときです。
30年以上も、
この国のことを
私は完全に誤解していた
ということになります。
あのとき、
自国の歴史を
知ることがなかったらと
思うと、
ほんとうにおそろしいなと
思います。
GHQが日本人に
戦争の罪悪感を植え込むために行った
WGIP(ウォーギルトインフォメーションプログラム)
を知っていますか?
評論家の故・江藤淳氏は、
『閉された言語空間』のなかで、
このWGIPについて、
こう記述しています。
↓ここから
「軍国主義者」と「国民」の対立という
架空の図式を導入することによって、
「国民」に対する「罪」を犯したのも、
「現在および将来の日本の苦難と窮乏」も、
すべて「軍国主義者」の責任であって、
米国には何らの責任もないという
論理が成立可能になる。
大都市の無差別爆撃も、
広島・長崎への原爆投下も、
「軍国主義者」が悪かったから
起った災厄であって、
実際に爆弾を落した米国人には
少しも悪いところはない、
ということになるのである。
↑ここまで
日本は悪いことをした
という罪悪感は、
このプログラムによって、
植え込まれたといっても
いいと思っています。
歴史というのは、
事実にどういう意味を
持たせるのかによって、
人の印象と記憶に
大きな影響を与えます。
なぜ原爆が
落とされたのか?
原爆が落とされたのは、
日本がアジアを侵略をして
悪いことをしたから。。。
原爆が落ちた事実に
こういう意味を
持たせることによって
日本人の深層心理に、
強烈な罪悪感が
植え込まれました。
アメリカは、
今だに
「リメンバー・
パールハーバー」といいます。
ハワイに訪れる
アメリカ人は、
一度は必ず
真珠湾に行くそうです。
真珠湾攻撃は、
アメリカが
日本を攻める
大義名分になりました。
先の大戦は、
日本がアメリカに
仕掛けた戦争だった
という象徴に
なったんですね。
日本の暗号を解読していた
アメリカは、
真珠湾攻撃を
完璧に予測していました。
なぜ、
奇襲されると
知っておきながら、
なぜ現地の部隊に
知らさなかったのでしょう。
国際法上禁止されていた
原爆投下については、
裁かれることは
ありませんでした。
東京裁判では、
日本が罪を犯したのだから、
当然だという判決でした。
インド人の
パール判事は、
最後まで日本は無罪と
主張しています。
西教授によれば、
原爆はアメリカにとって、
今でも痛みとなっているそうです。
500年も植民地支配をして、
原住民の9割以上を虐殺した
白人帝国主義時代の罪は
裁かれることなく、
どうして日本だけが裁かれたのか?
どうして、
日本だけが悪いと
言われなくてはならないのか?
事実を知らされることなく、
悪いことをしたから
原爆を落とされた
という解釈だけを教育する
というのは、
いったいどうしてなのか?
大東亜戦争の前、
アジアで植民地になっていなかったのは、
日本とタイだけでした。
いずれ日本も植民地化される
ことは時間の問題でした。
自国防衛のため、
日本は必死だった思います。
朝鮮と満州統治時代に、
日本人が悪い事をしなかった
とはいえません。
しかし、
インフラを整備し、
教育を施しました。
多くの日本人が
入植し、
その土地で暮らしました。
朝鮮も戦後、
日本が統治時代に
整備したインフラが
あったから国が
成り立ったとも
言われています。
当時の日本は
石油のほとんどを
アメリカから輸入していました。
その石油の輸出を
止めたのはアメリカです。
アジアから撤退するように
通告したのもアメリカです。
石油がなくなったら、
戦えなくなり、
いずれ植民地になるのは確実。。。
もし、
あなたが日本政府の要人だったら、
この局面でどんな選択をするでしょうか?
それでも、
アメリカの戦争に踏み切った
当時の日本政府を
責めることができるでしょうか?
誤解しないでほしいのは、
私は戦争を肯定しているわけでは
ありません。
戦争がどのようにして
起こっていったのか、
その事実の軌跡を知ったうえで、
自国の歴史を解釈をしてほしい
と思っています。
日本人に
自殺者、
うつが多いのも、
国を愛する心が
薄いために、
精神支柱が
もろくなっている
ということも
大きな要因だと思います。
メンタルが弱い
若者が増えているのも
日本のことを知らないから
ではないかと思っています。
歴史を知ることは、
その国を深く理解すること。
その国を深く理解することは、
その国を深く愛すること。
経営者や起業家という
社会的な責任を伴う立場にある者が、
この国の歴史を知らないというは、
ちょっと恥ずかしいです。
社員や、
生徒がいるなら、
日本の歴史について
無知というのは、
ちょっと悲しいです。
稼げればいい、
儲かればいい、
そんな考えのリーダーばかりが
成功者として有名になり、
そんな成功者を憧れる
若者が増える。
そんな社会が
発展するのか
はなはだ疑問です。
この国の将来を憂い、
経済を考えられる
リーダーがいなくなったら、
それこそ、
日本は資本主義に
飲み込まれた
ということになるでしょう。
歴史を知ると、
経済が読めるようにもなります。
TPPも、
報道されていることは
農業がメインですが、
これも意図を感じますね。
農業以外にも、アメリカは
日本の医療分野、保険分野の
規制緩和やルール変更を
求めてきています。
むしろここが本丸でしょう。
どちらもお金に絡む
重要なテーマです。
金融ビッグバンによって
金融市場が大規模に
規制緩和されたり、
郵政民営化によって
多くのマネーが
アメリカに流れました。
今度は簡保が標的に
されています。
アメリカが
日本に対して、
規制緩和を
要求してきていることも、
日本のマネーを
目的としてこれらの
政策を日本政府に
つきつけてきたことも、
歴史を振り返れば、
一貫しています。
ここ数年で、
アメリカの経済は
停滞の一途をたどっています。
株価が高いのは、
実態の経済を
示すものではありません。
しかし、以前として、
世界経済の中心は
アメリカにあります。
アメリカが過去
世界や日本にしてきたことを
知っていれば、
世界経済がどう動いていくかも
対局を持って見立てることが
できるようになるでしょう。
ひいては、
日本の経済に
どんな影響が起こるのかも
歴史をたどれば
未来をある程度は
見通すことができる
ということだと思っています。
歴史を知ることとは、
自国を愛すること。
そして、
未来を予測すること。
歴史を学ぶときに、
重要なことがあります。
それは、
その歴史を、
いったい誰から学ぶのか、
ということです。
真実を知らない人や、
誤認している人から
歴史を学ぶことは、
避けたいところです。
限りなく1次情報に近い歴史を
教えてくれる人は
それほど多くはありません。
私にとってそれが、
スタンフォードの
西先生でした。
今日の話に、
心が動いた方や、
この国の未来をしょって立つという
想いを持った経営者や起業家は、
ぜひ西先生の話は聴いてください。
10/26(日) 西教授特別講義
※10/10まで3000円割引
※「その他」欄に「金子紹介」と記入してください。
主催者の岸さんが優遇してくれますので。
「12、13歳までに
民族の神話を学ばなかった民族
は必ず滅びる・・・」
もし、これが本当なら、
自国の歴史を学ばなかった国は
いったいどうなるのでしょうか?
日本に今起こっていることは、
その予兆なのか?
ムーブメントとは、
1人1人が覚醒することで
発生する革命。
日本人1人1人が
真実の歴史を知ることで、
この国はもっと強くなる。。。
そう信じています。
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