金子です。
情報のフィルター力の話は、
多くの方から反響がありました。
『これから生き残る起業家になるためには?』
http://kanekoyoshitomo.com/2016/05/06/5992
テレビがなぜひとから考える力を
奪ってしまうのか。。。
その理由は
とてもシンプルです。
以前見たあるテレビ番組では、
健康のことを特集していました。
健康については多少は
詳しいほうですが、
それでも知らない話が
たくさん取り上げられていたんですね。
なるほどなあと
いろいろ勉強になりました。
今はバラエティ番組も
よく考えられていて、
ただ面白いだけでなく、
「ためになる」という要素を
入れ込んできています。
テレビを見ているだけで、
ためになるわけです。
普段健康に
気を遣わないひとでも、
「ためになった」と
思わせてしまうほど
よく作られています。
そもそも、
どうして、
関心がないテーマなのに、
「ためになった」と
思ってしまうのか・・・
ここが、
テレビの危険性でも
あるなとおもいます。
それは、
番組の中で、
情報を流すよりも前に
必ずあることをしているからです。
このステップを踏むことで、
視聴者たちは、
そのあとの情報を
「ためになる話」として
ありがたく受け取ってくれる
ことになります。
では、
そのあることとはなにか?
それは、
「視聴者の
頭のなかに、
問いを作る」
ということです。
たとえば、、、、
これを知らないと
病気になるよ。
これをやらないと、
がんになるよ。
と、いうふうに、
知らないとまずい!
とおもわせるのです。
病気にならないように、
がんにならないように、
なにを知っておかないといけないのか・・・
という「問い」を作るんですね。
視聴者のなかに、
「問い」が発動すると、
そのあとはどうなるか・・・。
その問いの答えを
探し続けるわけです。
そのために、
見る必要のない番組を
最後まで見続けてしまうんですね。
ここまでは、
しごく当たり前の話だと
おもいます。
ここからが
怖い話になります。
テレビを見続けていると、
どうなっていくか、
という話です。
1つ1つの番組が、
コマーシャルを見せるために、
番組を最後まで
見させるために、
巧妙な「問い」を
視聴者に埋め込んでいきます。
本来は必要のないようなことも
必要だと感じさせてしまうような
「問い」を。
テレビを見続けると、
そのうちに、
こんなふうな思い込みが
生まれていきます。
「問いは外から
与えられるもの」
問いというのは、
本来、自分の意志に基づいて
持つものですよね。
それが、
いつの間にか
「問いは与えられるもの」
と刷り込まれていくわけです。
そうなると、
どうなるか?
人が作った問いに対して、
勝手に頭が動き出す(考える)
という自動サイクルが発動
していきます。
人間の脳は、
検索エンジンのようなものなので、
問いに対して発動します。
その問いを
自分で生み出すのであれば、
なにも問題がありません。
しかし、
人がこしらえた
(それも商業的な意図でつくった)
問いに反射的に反応してしまっている
としたら、
極端に言うと、
自分の脳を他人に利用されて
しまっているということと同じだと
いうことです。
テレビ番組の
もっとも大きな弊害は、
考える力を奪うということよりも、
「問いをつくる力」を奪っている
ということになるのだと思います。
これは学校教育も
同じことが起こっていると思いますね。
常に問題はできあがっていて、
その問題の解答を覚えていくことを
求められるからです。
自分から問いを設定する
という訓練はまったくといって
施されないのです。
それが社会人になってから
突然「自分の考えを持て」
と言われるわけです。
問いを持たずに生きることに
慣れ親しんでしまったのに、
これは非常に酷な現実です。
そして、
会社に入っても、
基本的には、
仕事は上司から降ってくるもの。
会社員から
起業家になって
戸惑う人が多いのも、
自分の仕事は自分で創る
ということに慣れていないからでしょう。
もっというと、
「自分で自分の問題(問い)を設定することに
慣れていない」
ということになります。
自分の問いを自分で設定できない
起業家たちはどうするかというと、
先に答えを求めようとしてしまうのです。
ほんとうの問題がなにかも
わからないままに・・・・。
必要のない高額セミナーに
参加してしまうのも、
必要のないノウハウばかり
集めてしまうのも、
自分にとってほんとうに
なにが問題なのかが
わからないことが大きな原因です。
「情報のフィルター力」を
養っていくには、
まずは、この問いをつくる力を
取り戻すことが必要だと考えています。
そうしないと、
不必要な問いを
植え込まれ、
不必要な
必要性が発動し、
その結果、
不必要な情報を
取り入れ続けてしまう・・・
というサイクルに
はまってしまうからです。
・・・
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【鉄則1】「●●化」しながら聴く
==============================
【鉄則2】「●●意識」を払拭する
==============================
【鉄則3】「●●」の立場に立つ
==============================
【鉄則4】メモを取る5つのポイント
==============================
【鉄則5】「●●」を言語化して参加する
==============================
の5つです。
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http://kanekoyoshitomo.com/2016/04/20/5932
(5)『クリエイティビティには入口がある』
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■金子のコラム執筆
「東洋経済オンライン」
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【1】
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–年収300万の下流化社会を生き抜く賢い選択–
http://toyokeizai.net/articles/-/101192
【2】
「普通の人」が会社を辞めずに収入を得る時代
–年収300万円時代を生き抜く「マイクロ起業」–
http://toyokeizai.net/articles/-/105222
【3】
誰もが副業で幸せに稼ぐ「才能」を持っている
–「好きなこと」の中にこそ副収入のタネ–
http://toyokeizai.net/articles/-/108327
【4】
会社員が「才能」をおカネに換える方法
–まずは少額を受け取ることに慣れよ–
http://toyokeizai.net/articles/-/111079
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